眠い、とにかく眠い!
睡眠不足を感じながら
毎日を過ごしている人も
多いのではないでしょうか?
こんなに眠いなんて
何かの病気なのかな?
と思ってしまうほど眠い方もいるでしょう。
眠いと、何をする気も起きないので
それだけでもとても困ってしまいますよね。
女性の場合は、
ただでさえ女性ホルモンの影響で
1ヶ月の中でも
眠くて仕方ない時期がありますね。
中には、
ちょっと前までは
こんなに眠くならなかったはずなのに、
最近眠気が強くて辛い、
という方もいるのでは?
女性ホルモンと眠気、どのように関係があるか見てみましょう。
プレ更年期と呼ばれる40代は、
女性ホルモンバランスの乱れによって
強い眠気を感じることがあります。
女性ホルモンの中のプロゲステロンは
月経周期の高温期に多く分泌されます。
このホルモンは、
妊娠していた場合
流産させないよう体に働きかけるため、
眠気を感じてしまうことがあります。
プレ更年期になると、
ホルモンバランスが崩れ
普段よりも高温期が長くなるなどして
プロゲステロンが多く分泌されてしまい、
とても強い眠気を感じることがあるのです。
眠いのは病気が原因かも…
簡単自己チェックしてみる?
女性ホルモンバランスの乱れの他にも
眠い原因は
どのようなものがあるでしょうか?
中には病気が原因で
強い眠気に襲われることがあります。
どのような病気や症状があるか
まとめてみましたので、
眠気の他に何か症状がないか
自己チェックしてみましょう。
1:甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、
甲状腺のホルモンが減少することで
新陳代謝が低下してしまう病気です。
新陳代謝が低下すると、
・強い眠気
・頭がぼーっとする、
・やる気がなくなる
・食欲がなくなる
・肌がカサカサする
・寒がりになる
といった症状が見られます。
甲状腺機能低下症になる主な原因に
橋本病という病気があります。
橋本病は慢性甲状腺炎と呼ばれ、
30〜40代の女性に多く見られる病気です。
2:睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、
眠っている時に
呼吸が止まってしまう病気です。
夜中に何度も無呼吸になるために、
熟睡することができず、
日中に強い眠気を感じます。
寝ている間が特徴的で、
・大きないびきがある
・無呼吸が夜中に何度もある
・いびきが止まり、大きな呼吸をしていびきがはじまる
・何度も夜中に起きる
という症状が見られます。
とても大きないびきなので、
家族が困っていることも多いため
同居する家族がいる場合は、
寝ている間の様子を聞いてみましょう。
眠いのは病気!?何科を受診するべき?
眠い原因には
病気が関係している場合もあるようです。
病院に行く時には何かを受診すれば良いか
まとめて見ました。
プレ更年期が眠い原因だと思う方は、
婦人科を受診しましょう。
プレ更年期の症状は、眠気の他に
月経不順、のぼせ、頭痛、
イライラ、情緒不安定
など様々あります。
また、
プレ更年期のホルモンバランスの乱れは
ストレスが原因であることが多いので、
ストレス発散をすることや
ゆっくりと休息を取るなどの
工夫も効果があります。
甲状腺機能低下が原因だと思う方は、
内分泌内科、甲状腺科などの
専門の科を受診しましょう。
近くの病院に専門の科がない場合は、
甲状腺を専門に診てくれる医師のいる病院や
まずは内科で血液検査を受けてみましょう。
睡眠時無呼吸症候群が原因だと思う方は、
睡眠外来が専門の科になります。
睡眠外来が近くにない場合は、
耳鼻科や呼吸器内科を受診しましょう。
眠い!とにかく眠いんだ!
他にはあまり当てはまらないけど、眠い!
という方は、
内科を受診して医師に相談してみましょう。
総合的に診察や検査をしてもらうことで、
何か病気が隠れているかもしれません。
まとめ
強い眠気が起きる原因は、
ホルモンバランスの影響から
女性特有の病気まで、
幅広く様々あることがわかりました。
眠いと何もかもが億劫になり、
日常生活に支障をきたしてしまうので
何とかしたいものです。
眠くて仕方ない時には、
思い切って寝てしまうことも
一つの手段ですが、
毎日眠るわけにもいきませんね。
あまりにも眠気に困っている時は、
医師に相談して
何か原因がないか調べてみてくださいね。