元々無関係!?ひな祭りに桜餅を食べるのはなぜ?

タイトル下アドセンス

スポンサーリンク

ひな祭りに食べるものと言えば

何を思い浮かべますか?

ちらし寿司、ひなあられ、

ケーキに桜餅といろいろありますよね。

桃の節句で女の子のお祝いをするので、

甘いものもたくさんあります。

でも、桃の節句に

桜餅を食べるって不思議じゃないですか。

まだ桜が咲くには早いですし、

同じ花ですが繋がりはなさそうです。

それに、ひな祭りの飾りには

菱餅という別の餅が飾られていますよね。

考えれば考えるほど

不思議になってきました。

今回は、どうしてひな祭りに

桜餅を食べるのか?

というお話をしていきます。

ひな祭りに桜餅を食べるようになった理由とは?

スポンサーリンク

ひな祭りといえば、

飾りにも使われている菱餅です。

菱餅は桃色・白色・緑色のひし形のお餅で、

魔よけや健康、長寿や

厄除けといった意味合いを持っています。

菱餅には、お子さんが

健やかに育ちますように

という願いが込められています。

では、桜餅には

どんな願いが

込められているのでしょうか?

実は、もともと桜餅は

ひな祭りには関係のないお菓子でした。

江戸時代にできたお菓子なのですが、

江戸時代にはひな祭りの時期に

桜の葉を手に入れることは難しいことでした。

そんな桜餅がいつ、どうして

ひな祭りに食べることになったのか。

それは、昭和時代に保存技術が上がってきて

年中桜餅が食べられるようになってからです。

桜餅はピンクでかわいらしいですよね。

桜=ピンク=かわいいといった具合に

桜餅がひな祭りに食べられる

お菓子となりました。

ただ、ピンクでかわいくて

ひな祭りにふさわしいというだけで

食べることになったのはびっくりですよね。

桜餅には「道明寺」、「長命寺」などの種類がある!

桜餅に種類があるって知っていましたか?

桜餅には大まかに分けて2種類あります。

江戸時代に最初に出来た桜餅が

「長命寺」です。

小麦粉などの生地を

ピンク色にして焼いた皮を作ります。

その皮であんこを巻いたタイプのもの

長命寺になります。

長命寺というお寺で

門番をしていた山本新六さんが

桜の葉を用いて作ったといわれています。

関東地方では、

こちらが桜餅と言われるものになります。

江戸時代に江戸で流行ったお菓子として

関西の方に伝わりました。

関西の方では小麦粉が

高級品として手に入れるのが難しかったため、

もち米を蒸して乾燥させて

砕いた道明寺粉で作ったお餅に

あんこを包んだもの

桜餅として広まりました。

これが「道明寺」です。

もともと戦国時代に

ご飯などを天日干しし、

保存食として武士がもっていくものを

大阪の道明寺で作っていました。

それを、砕いたものが道明寺粉になります。

現在は道明寺粉が

手に入りづらくなっているために

もち米を使って作られることが多いようです。

関東でも、道明寺

という名前で売っているそうです。

あなたは桜餅といったら

どちらを思い浮かべますか?

私は道明寺しか食べたことがないので、

最初に出来た長命寺も食べてみたくなりました。

まとめ

今回は桜餅を

ひな祭りに食べるのはどうしてかと

桜餅の種類についてお話しました。

これからも時代にあわせて、

ひな祭りに食べるものは

変化していくのかもしれません。

もともとの由来のあるものと、

新しいものを上手く取り入れて

楽しくお祝い出来るといいですよね。

アドセンス本文下

スポンサーリンク