着物姿で
ヨーロッパ旅行をしてみたいと思ったら、
どんなことに気を付けると
良いのでしょうか?
日本国内でも
着物を着ている人って
比較的少ないので、
海外に行ったら、
どんな反応をされるのか、
ちょっと不安ですよね。
今回は、着物好きな人なら
ぜひ知っておきたい、
海外を着物姿で旅行する際の
注意点と紹介します。
旅行に行く前に、
ぜひ参考にしてみてくださいね!
海外で着物を着てみた人の体験談をご紹介!
実際に着物を着て
ヨーロッパを旅行すると、
どんなことが起きるんでしょうか?
また、現地の人の反応は?
行く前に知っておきたい
体験談を紹介します。
・良くも悪くも目立つ
やっぱり欧米の人にとって、
着物など日本文化に
憧れている人が多いので、
親切にしてくれる人が
結構多いんです。
挨拶されたり、
ストリートミュージシャンが
日本の曲を演奏してくれたり、
歓迎ムードになることもしばしば。
ただ、どうしても
着物を海外で着ていると目立つので、
話しかけられたり、
写真を一緒に撮ってほしい、
とお願いされることもあります。
中には、
着物に興味津々の人もいるので、
質問には
答えてあげられるようにすると
良いかも知れませんね。
そして着物を着ていると
目立つため、
犯罪のターゲットにも
なりやすいです。
最も多いのがスリですね。
着物を着ていると
早く走れないし、
どうしても無防備になってしまうため、
狙われやすくなってしまいます。
治安があまり良くない場所に
行くのなら、
目立たない服装にしておくのが
安全ですよ。
また、現地の人から
からかわれることもあるので、
その辺も覚悟はしておきましょう。
・空港でのセキュリティーチェックに
時間がかかる
空港で金属探知機を通る時、
着付けに使っている
和装小物に反応してしまい、
チェックを受けるのに
時間がかかることがあります。
帯留や髪飾りにも注意しましょう。
・石畳は歩きにくい
ヨーロッパって、
石畳とか舗装されていない道とかも
多いですよね。
草履や下駄で歩くと、
どうしても歩きにくくて、
足が疲れてしまいます。
足袋も汚れやすいので、
替えを何足か用意しましょう。
着物を着て海外旅行をすると、
現地で色んな人に親切にされたり、
声をかけられる、
という体験が多いとのこと。
でもその反面、
かなり目立つので、
悪意のある人も
寄ってきやすいんです。
確かに、日本でも
海外の民族衣装を着ている
外国人がいたら、
かなり目立ちますよね。
あまり海外旅行に
慣れていないのであれば、
着物は控えたほうが
良いかも知れません。
着物を海外旅行に持っていく時の注意点!荷物のまとめ方などをご紹介
着物を着て海外に行くとなると、
荷物がどれだけ多くなるのか
気になりますよね。
でも実は、
着物を着る場合って、
逆に荷物が少なくなるんですよ。
着物は基本的に1枚あれば良いし、
帯は3枚持っておけばOKなんです。
あとは、
肌襦袢(はだじゅばん)や足袋など、
肌に直接身に付けるものの
替えを持っていけば
問題ありません。
着物や帯は1日着たら、
吊るして室内に干しておけば、
湿気やにおいを飛ばせるので、
翌日も問題なく着られます。
でも念のため、
洋服も1着くらいはあると
安心ですよ。
宿泊日数にもよりますが、
1枚だけ用意して、
帯は2~3枚ほど、
肌着を日数分で事足ります。
また、着物をかけておくハンガーも
忘れずに持っていきましょう。
着物1枚に肌着と足袋を日数分、
そして帯を2~3枚、
あとは着物用のハンガーがあれば良いので、
結構荷物は洋服の時より
少なく出来ますよ。
しかも、出発当日から
着物を着て行くのなら、
着物や着付けに必要な道具も
荷物にならないので、
かなり荷造りは
楽なんじゃないでしょうか?
ただし問題は、
着物に着慣れていること。
着慣れていて、
ちゃんと知識さえあれば、
着崩れも対処できますね。
あとは犯罪のターゲットにならないように、
十分に注意して行動しましょう。
まとめ
着物を着てヨーロッパに行くと、
色んな人から注目されます。
もちろん基本的には親切にされたり、
着物を褒めてもらえますが、
場所によっては
犯罪のターゲットにされるので、
気を付けましょう。
特にスリにはご注意を。
でも着物だと、
荷物が格段に減るので、
荷造りはすごく楽ですよ。
ただし、着物に着慣れている
ということが重要なので、
もし着物初心者なら、
大人しく洋服で旅行しましょう。