冬眠米は自分で作ることができます。
ここでは作り方や、冬眠米についてを解説していきます。
非常食にもなる冬眠米の作り方
冬眠米の作り方は簡単です。
まず、ホームセンターなどで
「ネルパック」という
お米の保存専用袋を購入します。
一色本店 ネルパック 新・おこめ長持ちセット 5Kg 270mm×480mm 少量・小分け保存用 5kg用 3セット入り
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いろいろ種類があり、
どれも1000円前後です。
この中に米を入れてフタをするだけです。
外部サイト 冬眠米専用袋(ネルパック3)を使った冬眠米の作り方
上記のサイトでは
玄米を使用して作っていますが、
販売されているものは
精米されたものを
冬眠米にしているものがほとんどですから
玄米も精米もあまり変わらないでしょう。
こちらのサイトにも記載されているとおり、
作った冬眠米はケースなどに入れて
冷暗所で保管しましょう。
冬眠米はどのくらいもつの?賞味期限は?
手作りの冬眠米は、
炭酸ガスを封入していませんので、
このままだと
1年程度しかもちません。
そこで
脱酸素剤 エージレスを入れて
封入するのです。
1年たったら、エージレスを交換。
翌年、またエージレスを交換と
繰り返すのです。
このように
少しだけ手間をかけることによって
約5年はもちます。
5年たったら、
いたむ前に使いきってしまい、
また作りましょう。
手作りはちょっと苦手だな
という方には
冬眠米を販売しているお店もありますので、
参考にどうぞ。
↓
外部サイト 米クラフト
そもそも冬眠米とは何か?
冬眠米について解説しますね。
災害などで米が流通しなくなった時のために作られる
「米の非常食」で、
炊くと普通のごはんになります。
冬眠米は
京都大学名誉教授
満田 久輝さん
により開発された
「炭酸ガス封入密封製法」
という方法で加工されたお米です。
酸素を抜いて、
炭酸ガスを入れることにより酸化を抑え、
新陳代謝や呼吸作用の抑制により
お米の劣化を防ぎ
長期保存を可能にするというものです。
近年ですと、
東日本大震災の時、
数週間ほど店頭から
お米の姿が消えたことがありました。
売り切れた後、
米がうまく流通できなくなったためです。
ライフラインはなんとか無事だったけれど、
米がどこにも売っていない
というのはショックだったのを覚えています。
そんな時に
こんなお米があったら便利ですね。
まとめ
災害はいつやってくるかわかりません。
来る前にこうして冬眠米を用意しておくことで、
安心へとつながります。
また食べるものが流通しない時に
近所の方とも、わけ合えるのて゛、
とても便利な非常食です。
ぜひみなさまのご家庭でも
用意をしてみてください。
きっとお役に立つと思います。