1歳の子が
チョコレートを食べてしまったら
どうしたら良いでしょうか?
答えは、すぐに歯磨きをするくらいしか
対処法がありません。
チョコレートは食品なので、
食べて大きな害があるわけではありません。
間違って食べてしまっても
慌てて病院に行く必要もないですよ。
そもそも赤ちゃんがチョコレートを食べないほうがいい理由って何?
赤ちゃんには
チョコレートをあげない理由について
み見てみましょう。
1番目に思いつくのは、
虫歯の心配ですよね。
砂糖がたっぷり使われていて、
甘くて美味しいチョコレート。
歯に吸着しやすいので、
虫歯の原因になりやすいのです。
次は、カフェインが含まれている
ことでしょうか。
赤ちゃんにとって、
カフェインはとても刺激が強く、
寝つきが悪くなってしまったり、
グズってしまったりすることが考えられます。
1歳の赤ちゃんは、
まだ味の薄い食べ物を食べていますよね。
そこに甘くて美味しい
チョコレートを食べてしまったら、
味を覚えてしまい、
これからも欲しがるかもしれません。
また、チョコレートの中には、
カカオではなく、
植物油脂を使っているものがあり、
トランス脂肪酸が多く
含まれている可能性があります。
トランス脂肪酸は、
肥満、アレルギー、がん、糖尿病などを
引き起こすリスクを高める食品
とされているので、
できることなら
食べさせたくないですよね。
でも、食べてしまったものが、
ただのチョコレートなら良いのですが、
ナッツ類が混ざっていたり、
チョコが大きなナッツをコーティングしているものも
ありますよね。
このような場合は、
気道を塞ぐおそれもありますので、
吐き出させる必要があります。
また、ナッツ類でアレルギー症状を
引き起こすこともあるので注意しましょう。
まずはこれを知っておきたい!チョコレートの良いとこ・悪いとこ
これだけを見ると、
チョコレートは悪いもの!
というイメージが強くなってしまいますが、
チョコレートにも
良いところはもちろんあります。
私たち大人もそうですが、
チョコレートを食べると
気分が良くなりますよね。
ストレスが溜まった時のチョコレートほど
美味しいものはありません。
子供だってチョコレートを食べたら
ご機嫌になりますね。
先ほど、トランス脂肪酸を摂ると
がんやアレルギーのリスクを高める
ということをご紹介しましたが、
チョコレートに含まれるカカオは
逆に良い効果があるのです。
カカオには
ポリフェノールがたくさん含まれていて、
ポリフェノールの抗酸化作用が、
がん、アレルギー、動脈硬化を防ぐ効果がある
と認められています。
また、LDLコレステロールを下げる作用もあるので、
ダイエット効果があるとも言われているんです。
チョコレートの悪いところは、
何と言っても美味しいので
食べ過ぎてしまうところでしょうか。
チョコレート自体は体に良いのですが、
食べ過ぎてしまうことで、
カロリーの取りすぎになりますね。
せっかく体にも良く、
ダイエット効果が期待される食べ物なのに、
食べ過ぎてダイエット失敗!になることも。
ほどほどに食べることが大事ですね。
歯に吸着しやすい食べ物なので、
虫歯の原因になることも
チョコレートの悪い点ですね。
まとめ
1歳の赤ちゃんが
誤ってチョコレートを食べてしまっても
体に害はないので、
焦らずに対処しましょう。
虫歯の原因になりやすい食べ物であるため、
すぐに歯磨きをしたり、
ガーゼで拭き取ると良いですね。
食べてしまったチョコレートが
ナッツなどをコーティングしている
大きめのものだった場合は、
すぐに吐き出させます。
ナッツ類はアレルギーの恐れもあるので、
その後の様子を注意して見ていきましょう。