ストレスで過食に走ってしまう人は決して少なくありません。
特に、女性なら誰でも一度は経験があるでしょう。
私も以前、ストレスを感じていた頃にスイーツやスナック菓子を
時間や量を全く気にせず好きなだけ食べていました。
食べることが楽しみだったのです。
やっぱり少し太りましたが、食べる楽しみのおかげで
きつい時期を乗り越えられたと思っています。
ですが、過食があまりにひどくなると、
別の深刻な問題を引き起こしてしまう可能性も。
そうなる前に、普通の食生活に戻さなくてはなりません。
今回は自分ですぐに実践できる過食の対処法をご紹介します。
なぜストレスが掛かると過食に走る?原因とは?
仕事の悩みだったり、人間関係の悩みだったり、
ストレスの原因は人それぞれですが、
なぜストレスを抱えると過食してしまうのでしょうか?
それは、食べることによってストレスを発散し、
自分の身を守ろうとしているからです。
過食という手段はいささか微妙ですが、
人間にもともと備わっている防衛システムみたいなものなのです。
しかし、過食の根本的な原因はセロトニン不足だといわれています。
セロトニンは精神を安定させる役割をもつ脳内物質です。
日常生活で強いストレスを感じ続けると、
セロトニン神経が弱り、必然的にセロトニンが分泌されなくなるため、
精神的なバランスを崩し、それがやがて身体面にも及んでくるのです。
ストレス過食をやめるための効果的な改善法とは?
原因が分かれば、少しずつ過食を改善していくことは可能です。
次の2つの方法をぜひ実践してみて下さい。
■太陽光でセロトニンを増やす。
とりあえず、心のバランスを取り戻すためにセロトニンを増やしましょう。
セロトニンを増やすためのとても簡単な方法があります。
毎朝15~30分くらい太陽の光を浴びるだけです。
曇りや雨の日でも1時間くらいで同様の効果が得られます。
屋外で光を浴びるのがベストですが、ガラス越しでも大丈夫です。
自分が続けやすい方法で試してみて下さい。
■空腹時間をなくす。
毎日3回規則正しく食べて、必要であれば間食もして下さい。
ただし、なるべく少量を意識すること。
2~3時間ごとに腹3分くらいが理想です。
実は、食事をして4時間以上経つと、低血糖症状が起きやすくなり、
体がどうしても食べ物を欲してしまうのです。
そのため、空腹時間が長すぎると反動でドカ食いしがちになります。
少量多食で脳を満たしてあげると自然に過食が減りますよ。
私も少量多食で体重が増えにくくなったので、
過食を改善したい人はぜひ実践してみて下さいね。
まとめ
過食に対してものすごく罪悪感をもつ人がいますが、
自分を責める必要は全くありません。
なぜなら、過食は体が発してくれているSOSだから。
ストレスが多い状況でも、ずっと耐えて苦しんでいるあなたに対して
体が「もう我慢しなくていいよ」と教えてくれているのです。
まずはそのサインに気づくこと。
そして、過食している自分をそのまま受け入れるだけでいい。
過食している自分を許してあげるだけでいい。
結構、こういう風に気づくだけで過食がとまる場合もあるので、
あなたも恐れずに自分と対話してみて下さいね。