人は誰しも年を取りいつかは仕事をやめ、
老後の生活を送ることになっていきます。
ですが老後の資金はいくらいるのかを
具体的に説明できる人は
少ないのではないでしょうか。
老後の資金は巷では3000万で十分
というところもあれば
1億円ないと生活ができない
というところもあり、
どれが実情であるのかは
よくわからないことになっていると思います。
今回は老後資金をどうすれば
ためることができるか
ご紹介していきたいと思います。
老後資金の貯蓄方法4選
1 個人年金
個人年金保険は貯蓄に似た保険で毎月の保険料を元手に保険会社が元手を運用して、契約時に設定をした年齢になると受け取れる保険です。
個人年金の中には円建て、外貨建て、変額個人年金保険の3種類があります。
①個人年金保険料控除が受けられる
②少額で運用していても貯蓄できる
①中途解約をした場合は掛け金を割ることがある
②運用方法によっては景気などに左右される
個人年金保険は毎月給料から決めた金額を天引きされ、積み立てていく保険です。
システムはiDeCoとほとんど同じです。
個人年金は1万円から始めることができ、支払った金額は個人年金保険料控除として控除を受けることが出来ます。
2 国民年金の加算
普段支払っている年金に月々400円の支払いを足すことで将来的にもらえる年金額を増やすことができるものです。
①支払った額は2年で元が取れる
②加算額が少額で済み、受取額は生きている限り貰える
①年金を免除せずに全額支払っていないと出来ない
②自分が受け取る際に制度が残っているかわからない
年金を支払っている際には余分に年金を支払っている感じしかありませんが、効果を感じるのは年金を受け取ることができる年齢になった時です。
加算費用は200円×付加保険料を納付した月が貰えます。
加算額は2年で支払額の元が取れ
3年目からは生きている限り貰えるため非常にお得です。
3 定期預金
定期預金は普通預金と比べて金利が高めに設定されています。
預け入れ期間は短くて1ヶ月、長くて3年以上とさまざまです。
①預けた預金の元本が保証されている
②金利がついて少しでも利息が貰える
①預けてから満期までは引き出すことができない
②金利が非常に低いため利息がほとんど増えない
定期預金の金利は一律で設定されていましたが、現在では銀行ごとに金利が違います。
今預けている銀行の金利が低いなと感じている人はほかの銀行の金利を調べて、高ければ乗り換えてみてはいかがでしょうか。
4 個人型確定拠出年金
個人型確定拠出年金は
iDeCoとも言われ個人年金と非常に似ています。
個人年金と違う点は自分で投資信託などの金融商品を選択して運用するということです。
① 掛け金が全部戻ってくる
②運用益に税金がかからない
③少額から運用出来る
①60歳の受け取り時まで引き出すことができない
②口座の管理費用がかかる
iDeCoは一度始めてしまうと解約をすることが原則出来ませんが60歳からの年金受け取りの額を少しでも増やすために始めてみてください。
老後資金の必要額はどれくらい?
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日常生活の最低額
特に旅行などの贅沢をせずに夫婦で一般的な生活を送るうえで必要な資金は月間28万円必要になります。
ですがもしもの時の医療費が必要になるかもしれませんのでもう少しあった方がいいかもしれません。
②豊かな生活を送るには
老後に旅行に出かけたり、趣味に興じたりといった豊かな生活を送るためにはいくら必要になるか考えたことはありますか?
1ヶ月に必要な金額は生活費28万円に趣味などの費用を出して約35万円必要になります。
老後資金はいつから貯めるのがいいの?
老後までに必要な貯蓄額は約3000万円と言われています。
ですが20代後半、30代になり子どもが出来、住宅を購入した場合貯蓄に回せる金額はどんどんと減少します。そして老後が近付いた時に老後資金が不足しているということもあるかもしれません。
老後の資金をいつから貯めるのがいいのかというと将来に不安になった時から貯めるのが一番です。
まとめ
貯蓄方法にはさまざまな種類があり、メリットとデメリットがありますがご自分に合った貯蓄方法を見つけて老後資金を出来るだけ早い段階から余裕をもって貯めてください。