東海地方に住む人なら一度は聞いたことのある、養老の滝。
その養老の滝がある養老公園の中に、
少し異空間な所があるのを知っていますか?
全国から、インスタ映えを求めて来る人や
熱烈なファンがいる、養老天命反転地です。
今回は、私が社会人2年目に職場の人と初めて行った養老天命反転地をたどり、どんなところなのかご紹介していきます。
養老天命反転地の駐車場は、紅葉シーズン中、混雑!園内は高低差あり。
私たちは岐阜市から出発したのもあり、下道で行きました。
途中までは非常に順調だったのですが…養老公園の近くに来ると問題が発生しました。
当時、私たちが乗り合わせていったのが、車高の低いマニュアル車であったのが、そもそもの間違いでした。
近くまで来ると、少し紅葉している時期であったため、列が出来ていました。
養老公園の内部は、小高い丘のような所の連続があります。
駐車場があまり空いていなかったということもあり、少しくるくると回りました。
マニュアル車だと、上手くつながないと後ろに下がるような坂もあり、何度もひやっとしました。
何とか駐車場に入り、駐車代300円を払い、車を停めて養老天命反転地まで歩きました。
公共交通機関で行くと、JR東海道本線の大垣駅から養老鉄道養老線に乗り換えていきます。
養老鉄道も2両編成で、まわりは田園風景が広がっているので、のんびりできます。
土日には養老駅からシャトルバスが出ていますが、平日は歩いて行くか、タクシーかで行くことになります。
歩いて行っても15分程度だったので、運動にはちょうどいいかもしれません。
養老反転地は運動靴やヘルメットのレンタルもある
チケット売り場で、大人1人750円を払い、入場します。
ちなみに高校生は1人500円、小中学生は1人300円、小学生未満は無料です。
中に入ると、とても目立つ記念館があります。
変、というよりかは派手という外観です。
中にはコインロッカーや、運動靴やヘルメットを貸してくれる受付もあります。
ちなみにけがをする人も多いので、救護所でもあります。
私たちはスニーカーで来ていたので、そのままでしたが、旅行の途中で寄ったりした女性は運動神経に自信がなければ靴をレンタルした方が良いです。
養老天命反転地の奥は体力勝負、見ごたえあるオブジェが多数
記念館を出て、更に奥へと進んでいきます。
先ず見えてくるのは、複雑な形をした建物です。実は家らしいのですが、少し地面が丘のようになっています。
さらに、中は迷路になっていて、地面は斜め、建物は迷路で、椅子などのオブジェもありますが、ゆっくりすることはできません。
屋根も岐阜県の形らしく、見上げると岐阜県の地名が書いてあります。
そして、更に良く見ると、迷路が上下、鏡のようになっているんです。
上にも迷路、下にも迷路のような感じです。
早速、良く分からなくなってきましたが、この建物はまだまだ序の口でした。
更に奥に行くと、お椀型の空間があります。
ここはアスレチックになっていました。
木や、芝で日本地図が描かれており、その周りにオブジェがあります。
まずは、お椀の外側を登らなくてはなりません。
かなり傾斜がきつく、登るだけで息が上がります。
この途中に精緻の棟という建物があります。
私たちは、登るのに必死で、全く見向きもしませんでしたが、建物が斜めに立っており、不思議な写真が撮れるとのことで、現在はインスタ映えスポットになっています。
お椀型の一番上までたどり着いた後は、急な坂道になります。
下っていく途中に斜めに立っている建物があります。
(白昼の混乱地帯というそうです。)
傾斜がとてもきついので、ソファーもあるし、ゆっくりしたい気分だったのですが、傾斜に沿ってソファーが置かれているので、全くくつろげない場所でした。
さらに下ると真ん中あたりに、またげるような小さな迷路があります。
ココが一番傾斜が緩やかな印象で、ゆっくり出来ました。
迷路の下を良く見ると、家具など、家にあるものが埋まっています。
そこで、少し疲れてしまった私は、他の同期と一緒に、お椀の外側を回ってみることにしました。
最初にみた家のオブジェの近くから入れます。
入口には「死なないための道」と書いてあります。
最初はその溝のような道が、どんどん壁が高くなります。
傾斜は先ほどと比べると緩やかですが、肩幅程しかない道なので、なんとも不思議な気持ちになります。
景色も高い所にあるため、とっても良いですし、近くの山々が見えるので、楽しいです。
でも、そんな細い道を行った先には・・・行き止まりでした。
私たちはほとんど人がいない時に行ったので良かったですが、ものすごく細い道なのですれ違うことはできるのでしょうか。
すごく心配になってしまいました。
その後、お椀型の中にあるオブジェを堪能してきた先輩たちと合流して帰ってきました。
養老天命反転地の中は飲食禁止・トイレは不便
養老天命反転地の中は飲食禁止です。なので、食事は一度出て、近くの所で食べに行かなくてはいけません。
再入場は半券があれば入れるので、途中で食事に行く方は、なくさないように気を付けてくださいね。
トイレも記念館と、もう1か所しかありません。しかも、基本的に坂道なので、お子さんの急なトイレの訴えの時は慌ててしまうかもしれません。
まとめ
今回は、養老天命反転地についてご紹介しました。
私が初めて行った時にはほとんど人がいない状態だったのですが、現在は家族連れやカップルも多くなってきているとのことで、フォトスポットには列が出来ていることもあるようです。
興味がある方は一度行ってみることをおすすめします。
言葉では言い表せないような体験ができるはずです。