年末年始の連休明けでしたら、
当然新年のご挨拶をするものです。
ですが、そうではない
ゴールデンウィークや
シルバーウィークなどの
連休明けの場合、
職場の上司や先輩、
また得意先の方へは
挨拶ってした方が
いいものなのでしょうか?
また、挨拶といっても
どう挨拶したらよいのでしょうか?
連休明けの出社!上司や先輩社員への挨拶はどうしたらいい?
年始であれば
「明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします」
という定型句があるので気楽でいいですが、
それ以外の連休明けの場合って、
挨拶っているものなのでしょうか?
みんな休みだった場合
一般的に、みんな一斉に休みを取る場合であれば、
社内での挨拶は特に必要ないでしょう。
世間話的に連休中はどう過ごしていたかなど訪ねて、
変わりなかったかや特に問題がなかったか
確認する程度でよいでしょう。
あまり突っ込んで聞きすぎるのも、
中にはプライベートまで
踏み込まれたくない
タイプの人もいますのでほどほどに。
ちなみに私はそこまで聞かれたくないので、
会話の中で相手が話したそうに
出かけた先を話し出したら
聞くようにしています。
自分は休みだったが、出勤だった人もいた場合
しかし、会社によっては
少しずつ休みをずらして連休を取ったり、
当番の人を残して
他は休みを取ったり
という体制をとっているところもあります。
そういった際には、
先に休みを取らせてもらったことに対する
お礼を伝え、変わりなかったか、
忙しくなかったかなど尋ねてみましょう。
もし旅行など行ったのであれば、
ちょっとしたお土産など渡してあげると
気遣いが伝わり気が利くな
と思われてよいでしょう。
接客業にでバラバラに連休を取る
職場にいたことがありますが、
やはり気を遣ってみんなでお土産を持ち寄っていました。
職場の感じにもよるかと思いますが、
女性の職場こそ周りの行動に合わせて行動したほうが
カドは立ちにくいなと思います。
実際に、
「〇〇さんは買ってきてくれたのに
××さんは何もなかったわね・・・ケチ?」
みたいな陰口祭りになっていて、
女は怖い・・・と思ったことがあります。
お盆休み後の挨拶は?
少し迷うのが、お盆休み後の挨拶です。
公共機関などお盆休みがないところもありますし、
人によっては身内が亡くなって
最初のお盆である「初盆」の時もあります。
どう挨拶や声掛けをしたら
いいのか難しいところですが、
社内であればゴールデンウィーク同様、
あまり気にせずに普通の休み明けのように
過ごすのが無難です。
特にビジネスマナーとして
挨拶しておくべきということでは
ありませんので、
あまり気にしないようにしてください。
ただし、通常お盆休みがない会社で
自分が初盆のため休みをもらった場合は、
無事法要を終えられた報告と
お礼の言葉を伝えた方がよいでしょう。
連休明けの得意先へのメール!挨拶文はいつもと変えるべき?
社内の上司や先輩社員であれば、
連休明けでも通常の休み明けと同様で
あまり気を遣う必要はありませんが、
取引先や得意先など社外に対しては、
ビジネスマナーとしてしっかりメールを
送っておいた方がいいでしょう。
挨拶文はどう書くべき?
送る相手の方が目上の方で
堅苦しい文章の方がよさそうでしたら、
時候の挨拶から入りしっかりとした
常識ある文章にするのがいいかもしれません。
ただし、あまりにも定型的で
ネットからのコピペ文章のようなものも、
マイナス印象になりかねません。
ネットで調べた文章は参考にしつつも、
相手の人柄やメールを送る目的なども考えた上で
自分で文章を組み立てるようにしましょう。
相手の体調など気遣いも入れるといいですね。
コピペのような文章が送られてきても、
私ならうれしくないですし、
返信するのも面倒だな・・・
と思ってしまいます。^^;
少し打ち解けた話もできるなら、突っ込んだ話も
先ほども書いたように、
あまりにも機械的な文章では
義務的にメールを送っているようにしか
受け取られません。
人間味のある気遣いや
心配りを含んだ内容にすると
印象もアップし、
今後のビジネスにもいい影響を
与えるかもしれません。
少し打ち解けた会話が
できるような相手でしたら、
休暇中何をしていたのかなど
質問を添えてもいいかもしれません。
例えば以前会話の中で
釣りが趣味だという話を
聞いたことがあったのなら、
連休中も釣りに行かれたのでしょうかと
軽く触れてみると、
「自分との会話の内容をちゃんと覚えているんだな」
という感心と、
自分にちゃんと興味を持ってくれているんだな
と好印象を持ってもらえます。
覚えてもらっているとうれしいですよね。
ビジネス内容はほどほどに
連休明け直後のメールでは、
いきなり商談の話や
打ち合わせのアポ取りなどは避けましょう。
連休明けはどこも仕事がたまって
忙しいところが多いです。
メールを送るのであれば、
簡単に挨拶だけにしておき、
連休明けの自社の営業日時のご案内など
最低限の情報のみにとどめておくのがいいです。
本題のビジネスの件については、
急ぎでなければ
「また後日ご連絡させていただきます」
と書いておき、
後日改めて連絡してみるといいでしょう。
休み明けって
忙しいですからね。
ご自身も忙しいと思うので、
無理はしなくていいと思いますよ。
まとめ
連休明けの挨拶は、
社内の上司や先輩であれば、
会社全体が休みだった場合は
基本的に挨拶は不要です。
自分は休んだけど相手は
出勤していた場合などは、
連休を先にいただいたお礼と
挨拶をしておいた方がいいでしょう。
また、取引先など社外の人に対しては、
時候の挨拶から入り体調などの気配りと
簡単な営業時間などの
お知らせ程度のメールは
送っておいた方がいいでしょう。
少し打ち解けた間なら、
連休中のことなど
軽く触れてみてもいいかもしれませんが、
忙しい時期ですのでほどほどがいいです。
ビジネスといえども人と人との付き合いです。
信頼関係は小さなやり取りから育まれるものですので、
コツコツと育んでお互いに
納得のいくビジネスが成立できるよう
取り組んでください。