アパレルショップ店員で働いた私の仕事の悩み話!ホントにあった「ノルマ」の話

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私もアパレル業を始めるまで知らなかった「ノルマ」ですが、かなりシビアな問題でした。

やはりみんな自分のノルマがありますから、そこはシビアになっています。

お客さんの取り合いとまでにはなりませんでしたが、なるべく自分の売り上げにしたいのはみんな同じ事です。

ノルマは1日に2万円!?

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1日の売り上げ目標が10万だとしたら、その日出勤のスタッフの人数で割り、1人の1日のノルマを決めていきます。

出勤人数は大体4~5人でしたので、単純に計算すると2~2.5万となりますよね。

1日に1人で2万のノルマは意外と大変です。

なぜなら、平日のお店はそんなにお客さんは来ないので、2万を売り上げるのにはいち早く接客をしなければいけません。

まして1人でお店を回しているわけではないので、スタッフ同士で協力し合って売り上げをたてなければいけないのですが現実はそうはいかないようです。

ノルマに達しないとどうなる?

店長などの社員はノルマに達しないと自分で購入する事になります。

私はパートでしたから、ノルマはあるものの金額に達しなくても免除してもらっていました。

これは、販売するうえで売れる時間帯そうでない時間帯があったため、時間に限りがあるパートにとってはノルマは不利なんです。

まれに午前中がとても忙しくてお客さんが多いときは、楽に1日のノルマに達しますが、月に何回あるかないかです。

ノルマというには大げさですが、パートしたら目標というべきですかね。

ちょっとそこはノルマと目標といった意味合いで重圧が違いますが、ここで楽をするわけにはいきませんよね。

たまに自分の購入した洋服も売り上げに換算できるので、売り上げが悪い時はこの手を使います。

そのため、購入したい服があっても売り上げが悪い時に買うといったようにしているので、すぐには着れないのが残念でした。

ノルマをある程度免除してもらっていても、お店全体の売り上げがありますので手は抜けません。

その日の個人のノルマがいかなかったとします。

そのときのお店の売り上げも見てみます。

もし、1日のお店の売り上げが目標金額に達していれば個人のノルマはあまり強く言われないようです。

暗黙の了解のお店のルール

ここで注意しなければいけないことが、お店でのお客さんに対するルールです。

忘れてはいけない「ノルマ」。

このノルマの為に、お客を取った取らないとスタッフ同士でもめてしまう事がよくあります。

譲りあいといいたいところですが、最初にお客さんに声かけたスタッフがそのお客さんの担当となることがこの業界では多いようです。

ですから声を掛けられたお客さんには、他のスタッフは接客はしてはいけないといった暗黙の了解があります。

この話はどこのアパレルショップでも見られるかといったらそうではないと思いますが、スタッフ同士がもめる原因の多い事例です。

みんな自分の売り上げにしたいのは山々ですが、譲り合いも仲間うちでは大切です。

「次は○○ちゃん声掛けきていいよ。」といった様に、みんなが優しいスタッフなら良いのですが、お店によっては派閥もあるのでこうなる事が理想です。

お店のスタッフが全員女性だと、ノルマに達するためのお客さんの取り合いは当たり前のようですが、私が勤めていたお店は男性の店長だったためかあまり取り合いといったものも見られませんでした。

店長はどちらかと言うと、みんなが売り上げを立ててくれればいいんだよ、といった感じでしたので店長は売れるようにサポートをしてくれる人でした。

すごいなと思います。

自分のノルマもあるのに、従業員のために手を貸して売り上げにつなげてあげるといった行動は真似出来ませんね。

そうなると、みんなで売り上げを取れるようにがんばりましょう!!となるんですね。

しかしその店長が退職してしまい、副店長だった子が店長になったとたんにお店はガラリと一変。

売り上げはがた落ちでスタッフ同士はギスギス。

なぜかと言うと、新しくなった店長の女の子がノルマを気にしてお客さんを奪い取るといった行為をしていたからなんです。

店長という立場のプレッシャーだろうなと私は感じていましたが、他のスタッフからしたら面白くないですよね。

こうなると売り上げは上昇していく事は難しくて、売り上げも下降、スタッフ同士関係も下降と悪循環でした。

こういったことは会社にはよくある相談事らしいのですが、売り上げが一向によくならないということで、「ノルマ」という形はなくして全員「目標」になったのです。

・お店の1日の売り上げはみんなで協力してとるように。

・個人目標はできなくても良いが頑張るように。

こういた体制になったので肩の荷が降り、多少伸び伸び接客できました。

売り上げも大事なんですが、ノルマがあることでと好きな仕事が楽しくなくなってしまうのは残念です。

❤ 最後に 

洋服に囲まれるとワクワクととても楽しいですよね。

この仕事をしている時は毎日が楽しかったです。

でも、ノルマがあったがために嫌なこともありました。

なぜ、この業界はノルマというものが今の時代にもあるのか疑問です。

ブランドによっては全くノルマも声を掛ける接客もないお店もあるようです。

ギスギスしているお店はお客さんには感じてしまうんですよね。

私はノルマ反対です!!みなさんはいかがでしょうか?

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