地元が福岡なので、
ヤフオクドームに
ホークスの応援で行っています。
そんな中でもよく耳にする言葉で、
「自力優勝消滅」って何ぞやと。
私以外にも気になっている人は多いはず。
その意味や実例について調べてみました。
自力優勝の意味は?どうなること?
調べてみると
『あと何勝したら優勝できるかを表した数字』
とのこと。
これはそのチームが勝つだけでなく、
他のチームが勝ったり
負けたりすることも影響するので、
一度点いたから
ほぼ優勝が決まりではなく、
点いたと思った物が消えたり、
そしてまた点いたりもします。
一方、自力優勝は
『残りの試合を全部勝てば、
優勝の可能性があること』
をさします。
つまり、自力優勝消滅とは、
『残りの試合を全部勝っても優勝できない』
ということになります。
読んで字のごとく、
頑張って全勝したところで、
自力では優勝は無理
ということなんですね。
ただ、自力では無理でも
他のチームが多く負ければ
可能性はなくはないわけですよね。
ちなみにマジックが点灯するのは、
2位以下のチームが
自力優勝消滅した場合に点きます。
マジックが点くチームも
入れ替わることもありますので、
まだマジックの数字が
大きい段階では
そんなに重く
とらえない方がよさそうですね。
特に選手たちにとっては
メンタル面で影響しそう。
自力優勝消滅が今までで最短のチームは?
自力優勝が消滅するということは、
いくら頑張って勝ち続けても
自力では優勝は無理なので、
他のチームが負けるのを
願うしかないですよね。
そんなわけで
あまりいいことではない
ということは分かりました。
では、今までで
最短で自力優勝が消滅したチームは
どこなのでしょうか。
調べてみると、
2005年に楽天イーグルスが
5月1日の30試合目で
自力優勝が消滅した
というのが最短記録のようです。
でも確か、
楽天ってそんなに前からある
チームではないはずですよね。
2005年に創設されたチームでした。
当初は言われてみれば
なんか思い出しましたが、
「東北楽天ゴールデンイーグルス」
でしたね。
ゴールデンって付いてた気がします。
最初の頃は
楽天ってとても弱いイメージがありました。
できたてのチームで
まだ体制も微妙でしょうし、
スター選手もいないし
しょうがないところがありますよね。
そんなわけで、
今までで最短で
自力優勝が消滅したチーム
というのも納得です。
今では上位に食い込む
強いチームに成長しましたね。
ちなみに、
それに次ぐ2番目の記録が、
2017年のロッテの記録で、
5月16日。10勝30敗1分で、
首位とのゲーム差18ゲーム、
5位の日ハムとの差さえ
7ゲーム差を付けられていたようです。
ファンはやりきれなかったでしょうね。
しかもその年の
オープン戦では
18試合中13勝2敗3分けという
断トツの強さだったとか。
一体どうしてしまったんでしょうかね。
勝負の行方は本当に分からないものです。
まとめ
というわけで、プロ野球の専門用語
「自力優勝消滅」についてまとめてみました。
・自力優勝とは「残りの試合をすべて勝てば優勝の可能性がある」ということ
・自力優勝消滅とは「残りの試合をすべて勝っても優勝の可能性はない」ということ
・ただし、他のチームが負ければまだ可能性はある
・過去最速の自力優勝消滅は、東北楽天ゴールデンイーグルス創設時の2005年5月1日
・歴代2位は、2017年の千葉ロッテマリーンズの5月16日
こうやって少しずつ
野球について学んだ上で
観戦すると、
裏の情報まで考えながら
試合を見ることができて
より応援にも身が入り、
違った目線でも
楽しめるようになりそうですね。