毎週毎週学校からお持ち帰りの上履きですが、
結構汚れもひどいし、手洗いしても
あまり汚れが落ちなくて困っていませんか?
そこで救世主になるのが洗濯機です。
もちろんご自宅にある洗濯機で、
上履きを綺麗に洗うことが出来るのです。
ここで注意したいのが洗い方です。
ただ上履きを洗濯機に入れて洗うのは
間違いですので、正しい洗い方をご紹介します。
上履きの洗濯機での洗い方をまるっと解説!
欧米では、靴を洗濯機で洗うのは当たり前なのですが、
日本ではまだ利用している人は少なく、
抵抗がある人の方が圧倒的に多いです。
上履きは意外に汚れていますし、
トイレもこのまま入ったりしますので
抵抗は大いにあります。
そして、
上履きをそのまま洗濯機に入れて洗うのは
洗濯槽を傷める原因となるので気をつけましょう。
≪ 洗い方 ≫
①上履きの底の汚れを取り除きます。
歯ブラシなどを使うと溝の間まで良く取れます。
また、粘土などは
竹串または楊枝を使うと取りやすいです。
※このまま洗濯するのに抵抗のある方は、
ざっと洗うか、ひと晩
洗剤または漂白剤(酸素系)
につけ置きしておくとよいです。
②靴用洗濯ネットを利用しましょう。
洗濯槽や上履きを傷めないために靴用洗濯ネットを使います。
< 靴用洗濯ネットのご案内 >
内側にクッション素材が入った
靴用洗濯ネットが人気です。
前後左右についたクッションが
洗濯機の中でガタガタするのを予防してくれて、
洗った後は
ネットごと物干しに吊るして干す
事が出来ます。
靴用洗濯ネットは色々な種類が売られていますが、
ほとんどのネットは洗濯機でのがたつき防止に、
スポンジやクッション材が入っています。
値段も様々ですが、
(100円から1,000円前後)
100円ショップでもありますので、
お試しで購入してみるのもいいですね。
③洗濯します
溶け残りが多い粉末洗剤より、液体洗剤をおすすめします。
上履きが水の中で浮いたり沈んだりするため、
水の量は多めにしてください。
洗剤は普通の洗濯と同じように入れて、
通常コースで回します。
漂白剤を使う場合は、
塩素系の漂白剤は上履きの生地を傷めますので、
酸素系の漂白剤を使用します。
上履きは洗濯機で乾燥させて臭い戻りナシ!!
乾燥といっても乾燥機は使いません。
乾燥機は上履きの底のゴムが溶けてしまったり、
布製品の場合は縮んでしまいます。
「乾燥機にかけて上履きが曲がってしまい
元に戻らなかった。」
という事がありますので避けましょう。
洗濯機の乾燥は脱水をして乾かします。
通常の洗い方で干したとしても、しっかり乾かず
臭いの原因になってしまいます。
生乾きは足の臭いにも繋がりますので、
しっかりと乾かしてあげたいですよね。
洗濯機で洗濯が終わったら、
そのまま脱水をしても良いのですが、
型崩れが気になるようでしたら
バスタオルで包んでから脱水にかけます。
時間は3分ぐらいです。
※上履き用のネットが手元に無い時は、
バスタオルに包んで洗濯・脱水をする事ができますので
参考にして下さい。
ただ、ネットを使用するほうが
汚れ落ちは良いので、
やはり1つ用意しておくとよいですね。
脱水後はシューズハンガーのような物に
かけて干すと更によく乾きます。
❤ 最後に ❤
全自動洗濯機が無かった時代は2槽式洗濯機でした。
(今も売っていますけどね。)
洗いと脱水が別々の槽ですから2槽式洗濯機というのですが、
知らない方もいるかもしれませんね。
そういえば、母がこの二層式洗濯機で
上履きを洗っているのを思い出しました。
昔ですから、靴用洗濯ネット
なんていうものはありませんでしたので、
そのまま洗濯機にぶち込んで洗っていました。
案の定、
洗濯機の中のぐるぐる回る部品が壊れてしまい
洗濯機を買い換えるという事態
になってしまいました。
父には口が裂けても、
「洗濯機で上履きを洗っていた」
なんて言えません!!笑