毎年1月10日にあると、
兵庫県にある西宮神社では、
福男選びが開催されます。
神社の門が開かれると同時に
参拝者が走り出し、
本殿にいち早く着いた人が
福男とされ、
すごく良いことが起きると
いわれているんですよ。
でも福男になると、
一体どんな良いことが
あるんでしょうか?
今回は、
福男になると
実際に良いことがあるのか、
どんな福があるのかを
紹介します。
福男になるといいことはあるか?
兵庫県の西宮神社で
1月10日に開催される福男選びは、
正式名称を
『開門神事福男選び
(かいもんしんじふくおとこえらび)』
といい、福を掴むために、
毎年大勢の人が参加します。
1月10日の午前4時に、
西宮神社の表門が開いた瞬間、
待ち構えていた参加者が
一斉に走り出し、
230m離れた本殿を目指します。
これはもともと、
走り参りという
神事の一種なんですよ。
そして、
先に本殿までたどり着き、
神主に抱き着いた上位3着までの人が、
その年の福男になるんです。
毎年、
テレビで実況生中継されるほどの
白熱ぶりなのですが、
福男になると、
一体どんな良いことが
あるんでしょうか?
まず、最初に本殿まで走ってきて、
神主に抱き着いた人には、
一番福として、
認定書と木彫りの
恵比寿様の像(大)、
お米1俵(約60㎏)、
日本酒の入った樽、
そしてエビスビール1年分と
特製の法被が授与されるんです。
結構豪華ですよね!
2着だった人は、
認定書と木彫りの
恵比寿様の像(小)、お米1俵、
エビスビール半年分、
そして特製法被が授与されます。
これでもかなり豪勢な賞品ですね。
そして3着だと、
認定書と黄金の恵比寿様と
大黒様の像、鯛、
エビスビール3か月分、
そして特製法被が賞品なんです。
賞品もかなり豪華なのに、
1着だった人はその後、
テレビや新聞で報道されるなどして、
注目を浴びることになります。
しかも、
その年の福を授かる
とされているんですよ。
ちなみに、
この行事は老若男女問わず
参加が可能なので、
いずれは福男ならぬ、
福女が出るかも知れませんよ。
足の自信があるのでしたら、
ぜひ参加してみては
どうでしょうか?
参加したい場合は、
下記のサイトを参照ください。
http://leepi.milkcafe.to/index.html
一番福より二番手の二番福のほうが幸運になる!?
その年の福を授かることが出来る、
とされている福男選びですが、
実は、1着よりも2番福、
つまり2着だった人の方が
幸運になるという話があるんです。
例えば、
1994年から2001年にかけて、
1位もしくは2位になり、
福男を獲得した男性曰く、
2位だった年の方が、
陸上の選手権で優勝したり、
大学受験に受かったりなど、
実際に福が訪れたんです。
ところがその反面、
1位になった年では、
車を傷つけられる、
スノーボードで骨折する、
付き合っていた女性に振られるなど、
災難に見舞われたんだとか。
また他の男性も、
1位になった年に、
バイクを盗まれたり、
告白したけれど振られてしまった、
上司に怒られたなど、
何かと良くないことが起こった、
という話があちこちであるんですよ。
一方、2位になった人は、
営業の仕事で大きな契約が取れたり、
勤め先の会社の
業績がアップしてボーナスが出た、
1年間で3度も1万円札を拾ったなど、
小さいものから大きなものまで、
福と呼べそうなものが
やってきているんです。
そのため最近では、
福男選びは1位より
2位だった人の方が
幸運になる、
という都市伝説めいたものが
流れる始末。
ひょっとして1位になったことで、
福を使い過ぎてしまったんでしょうか?
偶然なのか、
本当に福男2位だったからなのか、
真相は神のみぞ知ることですが、
もしあなたも福男選びに
参加するのでしたら、
1位よりも2位を狙うと
良いかもしれませんね。
まとめ
西宮神社で開催される
福男選びで1番手になると、
お米や日本酒が入った酒樽、
エビスビールなど、
豪華な賞品が授与されます。
テレビや新聞でも報道されるので、
一躍有名人になれるチャンスですよ!
ただし、実際には
1位よりも2位だった人の方に、
その年は福が訪れている様子。
足の速さに自信があるのでしたら、
あなたも福を掴みに
走り参りをしてみませんか?
ただし、狙うなら
1位よりも2位がおすすめですよ!