学生時代に、
友達が免許を取りに行くから
私も行って取ってくるという人や、
就職の時に履歴書に書けるし、
社会人になったら
必要になるかもしれないから
という理由で免許を取ったという人が
以前は多かったのですが、
今はどうなのでしょう?
ちょっと気になりますよね。
今回は、
年代や性別、都道府県別に
免許取得率を見ていきます。
都会と地域での差は?男性と女性だとどっちが多い?割合一覧
さて、あなたは都会と地方では
どちらが免許を持っている人が
多いと思いますか?
答えは、都会です。
少し意外な答えだったでしょうか?
これは、2010年の
運転免許を持っている人の
都道府県ランキングです。
東京都が7,460,353人で
トップとなっていて、続いて
2位が神奈川県(5,449,584人)、
3位が大阪府(5,042,047人)、
4位が愛知県(4,922,234人)、
5位が埼玉県(4,544,555人)
となっています。
なお、最下位は鳥取県でした。
では、車の保有率も
都会が多いのかというと、
そうではありません。
2015年の都道府県の
自動車保有率を見ていきましょう。
以下、人口100人あたりの
台数の順位です。
1位が群馬県(68.39台)、
2位が茨城県(66.05台)、
3位が栃木県(65.95台)、
4位が富山県(65.43台)、
5位が山梨県(64.78台)です。
最下位は、
東京都(16.41台)でした。
地方ほど車の保有率が高いのは、
車でなければ
自由に移動できないからです。
私は地方に住んでいるのですが、
バスを逃してしまった時、
次のバスが来るまで
1時間半待ったことがあります。
地方ではよくあることなのですが、
これが仕事に行く前だったらと
ヒヤヒヤしました。
都会は電車や地下鉄、バスなど、
車がなくても移動できる手段が
たくさんあります。
待ち時間も、
地方ほど長くありません。
10分も待てば
次の電車やバスが来る
といった感じです。
車を持たなくても
自由に移動できるので、
車の保有率も低くなっています。
次に、免許取得率の
男女の差についてです。
免許を持っているかどうか、
男性500人、女性500人、
計1,000人にアンケートをした
結果となっています。
Qあなたは普通自動車免許を持っていますか?
男性 はい 92.8%
女性 はい 79.8%
このことから、
女性よりも男性の方が
免許を持っていることがわかります。
それに、ペーパードライバーの割合も、
女性のほうが多くなっています。
その理由として、
結婚・妊娠・出産という
ライフイベントをきっかけに
運転をしなくなったためです。
妊娠中や出産をしてから
しばらくは車を運転しないから、
久々に運転となると怖いという声や、
夫の希望で運転をしなくなった
という声が見られました。
次に、年代別に見ていきましょう。
以下、2003年の
年代別の運転免許保有者数です。
人口1,000人あたり、
何人が免許を持っているかを
調べています。
16~19歳 26.2%
20~24歳 81.7%
25~29歳 91.8%
30~34歳 94.1%
35~39歳 93.7%
40~44歳 91.7%
45~49歳 88.3%
50~54歳 83.2%
55~59歳 77.6%
60~64歳 67.3%
65~69歳 54.9%
70歳以上 27.8%
このような結果になっています。
免許を持っている人は不思議かも!免許を取らない人の理由は?
年代別の免許保有者数では、
ほとんどの人が免許を
持っているとなっていますが、
最近は免許を持たない若者が
少しずつ増えてきています。
なぜ?
と思っている人もいるでしょう。
なので、免許を持たない
若者の声をまとめてみました。
1 免許を持つ意味がない
車を運転しなければいけない機会がないと、
運転免許を持っていても
メリットがない。
身分証明に困ったことがないから、
免許は持たなくてもいい
と考えているという声がありました。
2 お金がかかる
免許を取るのに
教習所に通わなければいけないが、
教習所に通うのに
かなりのお金がいる。
免許を取って車を持ったとしても、
よほど運転しない限り、
維持費や駐車場代がもったいない。
このような声が多数でした。
確かに、身分証明には
マイナンバーや保険証が使えますし、
あまり乗らないのであれば
お金がもったいないと考えるのも
頷けます。
今後免許を持たない若者が
増えていく可能性が高いです。
まとめ
都会と地方での免許取得者数の差や、
若者が免許を持たない理由など、
今回は発見がたくさんありました。
免許取得者数は
地方が多いだろうと思っていましたが、
驚きの結果でした。
あなたはどうでしたか?