ショコラとモカに、
違いは一体
あるのでしょうか?
コーヒーの事?
チョコレートのこと?
と考えてしまったら、
いつも気にしない事ですが
何だか気になってしまいますね。
似ているようで実は全然違う
「ショコラ」と「モカ」。
早速2つの違いをご紹介します。
これでもやもやすっきり!「ショコラ」と「モカ」の意味・由来
まず最初は
「モカ」についてです。
< モカ >
イエメンのモカ港から出荷された
豆の銘柄をモカと言います。
元々はイエメン産の
高級豆の銘柄でしたが、
モカ港を経由して
出荷されるエチオピア産のコーヒー豆も
モカと名乗るようになりました。
モカ港を使って出荷された豆が
モカと呼ばれるように
なったのですね。
コーヒー豆のモカでいれたコーヒーを
モカコーヒーと言いますが、
モカコーヒーは
チョコレートのような風味があります。
そしてカフェモカですが、
これはエスプレッソコーヒーに
チョコレートシロップと
ミルクを混ぜ合わせて
モカのような風味にしたものなので
カフェモカと言われています。
「モカ=チョコレート風味」
ということが言えます。
< ショコラ >
フランス語で
チョコレートのことを言います。
チョコレートの語源は、
メキシコインディオで「苦い水」
という意味からきています。
チョコレートは世界中に広まり、
その後フランスでは
ショコラと言われるようになりました。
でも少し違うのが、
チョコレートは板チョコや
チョコチップなどの
加工する前の素材
そのままの事を言いますが、
ショコラはトリュフなどの
加工したチョコレートの
お菓子の事を言います。
また、ヨーロッパでは
パテシエの中でも、
更に特化したお菓子職人を
ショコラティエと呼びます。
ですからヨーロッパの街には
こうしたショコラの専門店が
たくさん並んでいます。
チョコレートではあるけれど、
ショコラという特別なものとして
チョコレートを扱っています。
ブランドによっても
呼び名が違うだけで、
基本は同じ
チョコレート=ショコラです。
・チョコレート=英語
・ショコラ=フランス語
と区別するとわかりやすいですね。
何がある?名前に「ショコラ」「モカ」がついている食べ物・飲み物!
ショコラと聞いて思い浮かぶのは、
やはりガトーショコラと言った
ケーキ類です。
生チョコは
別名パベ・ド・ショコラと言います。
ショコラは
チョコレートを加工したお菓子なので、
チョコレートを使用すれば
ショコラ○○○
と名づけられます。
モカでしたら
やはりコーヒーの種類から
たくさん想像できます。
モカブレンド・カフェモカ等々。
また、モカソフトや
モカシフォンと言った
ほんのりモカ風味の
食べ物があります。
ショコラでしたら
やはり濃いチョコレート味を
イメージします。
モカはチョコレート風味のコーヒーと
思われがちですが
実は、「青い果実の爽やかな酸味」
と表現されている味なのです。
❤ 最後に ❤
どうしても日本で広まると、
本来の意味と違って広まっている事が
多いような気がします。
なんとなくわかるけど、
説明してと言われたら
説明できないことばかりですね。
ショコラとモカも
良く耳にする言葉ですが、
実際詳しく説明できる人は
いないでしょう。
こちらを読んでくれた人は
ショコラとモカの違い、
覚えましたね!!