「骨端線(こつたんせん)」を
ご存知ですか?
骨端線とは、
成長期の子どもの骨にのみある、
軟骨です。
骨と骨との間にある
棒状の隙間をいいます。
この軟骨が
成長ホルモンの影響を受けて
徐々に伸びていきます。
残念ながら、
この骨端線は男性では17~18歳、
女性では15~16歳までが
成長時期にあたるので、
それ以降は無くなってしまいます。
つまり、
骨の成長が止まってしまう=身長は伸びない
と言う結果になります。
50歳でも身長が伸びるのか気になりますよね、
順番に見ていきましょう!
体は正直!?50歳代で身長を伸ばすために注意すべき体のサイン
まず、身長を伸ばす前にお伺いいたします。
あなたの体型はどんな感じですか?
子供のころに太っていた場合は、
成長ホルモンが
脂肪の増加のほうに使われ、
身長が伸びなかった傾向があります。
大人になれば
既に成長ホルモンが止まっているので、
太っている事と関係はないですが、
これから身長を伸ばそうと考えているならば
多少なりと影響はしてきます。
50歳から身長を伸ばす手段としては
体の歪みを取ることで、
身長が伸びる可能性があります。
適切な運動で
骨に刺激を与えて
歪みを直す方法が有効です。
それを行うにあたって、
太っている人は
ちょっとした運動やストレッチでも
心臓に負担が掛かったりしますので
注意が必要です。
身長を伸ばす前に、
食生活の改善と体重を落として、
体の負担を軽減してから
臨んではいかがでしょうか。
簡単に身長を伸ばす道具が存在する?!
子供であれば、
成長ホルモンを促す
サプリメントや食生活で
かなりの効果が期待できますが、
成長ホルモンが止まってしまった50歳代。
運動も続かないし、
難しいという方は必見です。
「身長を伸ばす器具」に頼ってみましょう!
※ここで注意
決して「身長を伸ばす」ではなく、
縮まった骨を本来の位置に戻す事で
身長が伸びている感じになる事を
理解してください。
それも軟骨の場合です。
固まった骨は伸びません。
ただ、
硬い筋肉をやわらかくしたり
骨盤の歪みを直せば、
本来の骨の位置に戻りますので
身長が伸びたようになります。
器具を使うのは身長を伸ばすのではなく、
体の歪みの矯正として使用します。
① ぶら下がる健康器具
昭和の時代の健康器具ですね。
こちらは縮まった軟骨、
猫背を伸ばすために有効です。
もちろん、
一時的で時間が経てば元に戻りますが、
体を伸ばす事は大切な動きですので、
普段使わない筋肉が伸びて気持ち良いです。
② 器具に足を引っ掛けて
寝ながら体を伸ばす器具
この器具は、
足を引っ掛けられるので
体の背面がのびます。
身長の伸びは個人差がありますが、
腰痛が改善され姿勢が良くなります。
③ 牽引(首・腰)
これは、接骨院などで行っている施術です。
自宅では大掛かりな器具でも、
病院などでは気軽に行う事ができます。
器具を正しく使用出来ますし、
きちんとした
指導をしてもらえるのが良いです。
やはり目的としては、
首・腰周りの筋肉を伸ばすものですが、
ストレッチ効果で有効です。
❤ 最後に ❤
「身長を伸ばす」事は
大人になってからは困難ですが、
日々の生活で
歪んだ体を正せば
身長が伸びたようになるのが真実です。
体の歪みを直す事で姿勢も良くなり、
腰痛の改善にも繋がるので
一石二鳥ではないでしょうか。
姿勢が綺麗な人は、
年を重ねても素敵に見えますよね。