緊張するといや〜な汗をかきますよね。
手に汗を握るという言葉があるように、
緊張や興奮をすると、
手のひらがしっとりしませんか?
時々ならば緊張のせいだなあ、
と気にせず過ごせますが
これがいつもだと心配になりますよね。
手の汗がひどい人の中には、
いつも手が湿っていたり
手から汗がポタポタ落ちる人もいます。
持った物が濡れてしまう、
ノートが濡れてしまうなど、
手の汗は日常生活にも
支障をきたしてしまいますよね。
汗をかいているのが人に知られるのは
特に恥ずかしく思うことでもあるので、
人と会うこと自体が嫌になってきますよね。
手の汗がひどくても、
中々相談することができずに
1人で困っている方もいるかもしれません。
そこで、
手の汗がひどい原因についてまとめたので、
一緒に見ていきましょう。
ひどい手汗の原因と対処法を分かりやすく解説!?
誰だって
手にしっとりと汗をかくことはあるので、
手に汗をかいても異常ではありません。
ただし、
日常的に手にたくさん汗をかいている場合は
手掌多汗症という病気の可能性があります。
手掌多汗症だと、
季節や温度に関係なく
常に手に汗をかいています。
他の部分では多汗症の症状がないのに、
手のひらにだけ汗をかくのが特徴です。
この手掌多汗症、
一体原因はなんなのでしょうか?
実は多汗症自体、
はっきりと原因はわかっていません。
しかし、
交感神経の働きが過剰になって
たくさん汗をかくのではないか
と考えられています。
手掌多汗症ではない人でも、
緊張や興奮で
手のひらに汗をかきますよね。
手掌多汗症の場合は、
ずっと緊張や興奮が
続いている状態になっているため、
手にたくさん汗をかく原因になっています。
簡単にできる、
セルフチェックがありますので、
参考にしてみてください。
レベル1:手が湿っていて、
手のひらを見ると汗ばんでいるのがわかる
レベル2:手に水滴ができていて、
明らかに汗をかいているのがわかる
レベル3:水滴がすぐにできて、
汗が手のひらから滴り落ちる
自分は手掌多汗症かもしれない、
と感じた方もいるかもしれません。
手掌多汗症は治療の対象となる病気なので、
皮膚科を受診することをオススメします。
中々病院に行けない方や、
自分でも何か対処したいという方に、
汗対策もご紹介します。
1:制汗剤を使用する
手の汗はエクリン腺の働きによるもので、
脇の汗はアポクリン腺であるため、
脇用の制汗剤ではなく、
手汗用の制汗剤を選びます。
塩化アルミニウムを含んでいる商品は
効果があるとされています。
しかし、塩化アルミニウムの刺激によって
手が荒れてしまうことがあるため、
合わないな、中々治らないな、
という時には
すぐに使用をやめるようにしましょう。
代表的な商品は
テサランという、クリームタイプのものや
フレナーラという、
ジェルタイプのものがあります。
また、ミョウバンも昔から
制汗剤として使われています。
ミョウバン20gと
水道水500mlをよく混ぜ、
その内の10mlを
さらに100mlの水で薄めると
手にも使うことができます。
ミョウバンは
ドラッグストアで購入できます。
2:ツボを押す
ツボを押すことで、
手汗にも効果があります。
ゆっくりと5秒押して、
5秒離すのを繰り返してみましょう。
手のツボは
どこでも押すことができるので便利ですね。
合谷(ごうこく):手の甲の親指と
人差し指がぶつかるところにあるくぼみ。
労宮(ろうきゅう):手のひらの中心。
手をグーにした時に、中指が触れる場所。
手に異常に汗をかくのは、自律神経の乱れが原因だった!?
一つ前の項目でもご紹介しましたが、
手に汗をかく原因は、
交感神経の働きのため
と言われています。
交感神経は自律神経の1つです。
ということは、自律神経の乱れが
手に汗をかく原因だったのですね。
自律神経は、
過度のストレスで乱れやすくなります。
新しい環境で生活を始める、
毎日仕事が忙しいなど、
自分に無理をしている方は
多いのではないでしょうか。
毎日の疲れやストレスの積み重ねで
自律神経が乱れているのかもしれません。
自律神経の乱れを改善するためには、
生活を見直し、
ストレス解消をすることが効果的です。
忙しくて上手くストレスを
発散できないことも多いですが、
ぬるめのお風呂に
ゆっくりと浸かってみることや、
早めに就寝をして
体を休めるようにすることなど
簡単にできることからはじめてみましょう。
仕事帰りにカラオケで発散させる、
マッサージに寄ってから帰るのも
オススメです。
毎日の生活の中で、
少しずつリラックスする時間を
持つことができるといいですね。
まとめ
手だけに汗がひどい場合は、
手掌多汗症という
病気であることもあるため、
まずは病院を受診してみましょう。
また、
その原因はストレスによる
自律神経の乱れが関係あるようです。
ストレスを感じていることを自覚して、
少しでもリラックスできるように
生活を見直してみましょう。