「この頃何だか身長が縮んだ気がする」
そう言ったことを嘆いている
50歳代の方は少なくありません。
10代20代でない限り、
身長を何十センチも伸ばすというのは
不可能に近いです。
成長ホルモンが止まってしまえば
身長を伸ばす事は出来ないですし、
せいぜい体の歪みを取り、
本来の骨の位置戻して
身長が伸びているようになるだけです。
でもこの世の中、
医療技術の発達で
身長を伸ばす方法が本当にありました。
お金と時間に余裕があり、
どうしても身長を伸ばしたい方に朗報です。
あなただけが許される?50歳の大人が身長を伸ばす方法
この方法は、
痛みもひどくリハビリに時間が掛かる事と、
お金も掛かるというリスクがあります。
それでも身長を伸ばしたい方は
続けて読んでください!
- イリザロフ法
イリザロフ法は人工的に骨を切ります。
具体的に言うと、
両方の太ももと脛骨(膝下の太い骨)、
ひ骨(膝下の細い骨)を真ん中辺りで
綺麗に折るという、
聞いただけでも痛そうな手術です。
そして、
足の部分にボトルとフレームを固定して
装置をつけて固定します。
1日に1mm位のペースで
骨の隙間を広げる事で
骨の自然治癒力を促して
身長を伸ばしていきます。
こちらの手術法は、
古くから日本だけでなく
世界中でも行われている
安心な手術法だとされています。
ただ、かなりの痛みを伴うため、
痛みに耐えられず
途中で辞退してしまう方もいるようで、
目標の身長よりも低い段階で
諦めてしまうという事例も数多くあります。
鎮痛剤が効かないほどの痛みが伴う様です。
一番注意しなければいけないのは
感染症です。
約25%の割合で
感染症の発症がありますので
デメリットも大きいですね。
平均して7cmほど伸ばす事ができます。
- ISKD法
こちらはアメリカで
最近主流になっている手術法です。
骨を切ってその骨の中に
棒状の器具を入れる手術法です。
この手術のすごいところが、
遠隔操作で外部から
棒状の器具を伸ばす事が出来ます。
骨を一緒に伸ばす事で
身長を高くする訳ですね。
約5cm~8cmの身長を
伸ばす事が出来ますが、
やはりかなりの痛みを伴います。
骨や筋肉が無理やり伸びているため
この痛みは生じます。
また、手術前に比べて運動能力が低下。
スポーツが思うように
出来なくなってしまうのが
最大のデメリットです。
感染症はイリザロフ法に比べて
少ないのですが
術後の炎症を引き起こす事があります。
しかし、
傷跡になりにくいのはISKD法であり、
痛みもイリザロフ法よりも少ないようです。
本当に大丈夫?身長を伸ばすための手術にはこれだけの費用がかかる
さて、肝心なのは費用の問題です。
実際いくら位かかるでしょうか?
- イリザロフ法
病院によって差はありますが、
約700万~1,000万円が相場です。
入院は最低でも半年掛かり、
ボルトをはずすまでには
1年もの時間が必要です。
- ISKD法
両足の手術を受けるのに、
相場は1,000万円程です。
びっくりするほどの費用ですね。
イリザロフ法の長期の入院に比べ、
日帰り入院または
3~4日程度の入院で済むのが
大きな魅力でもあります。
★ 最後に ★
「時間とお金・・・。
でも、身長は伸ばしたい。」
本人にとっては切実な問題ですが、
手術をするなら
かなりの決断力が必要ですね。
大人だからこそ出来る、
究極の手術のような気がします。
お金と時間があっても
痛みのリスクを考えると、
私には絶対不可能です。