おにぎりやサンドイッチなど、
安くておいしい炭水化物は大人気!
どのお店にも炭水化物系の食べ物はたくさん売られています。
すぐにお腹がいっぱいになり、簡単に食欲を満たせるので、
炭水化物を好む人はかなり多いでしょう。
しかし、炭水化物しか食べない人は注意しなくてはいけません。
炭水化物オンリーの食生活は
体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
今回の記事では、炭水化物の過剰摂取がもたらす
危険性についてお話したいと思います。
炭水化物しか食べない人の体に出ている影響とは?
炭水化物しか食べないと、
人間の体に次のような症状が現れてきます。
- 中性脂肪が増える。
- 疲れやすくなる。
- 集中力や記憶力が低下する。
- 便秘がちになる。
- 体臭や口臭がきつくなる。
便秘で太りやすくなるのは分かりますが、
体臭や口臭はイヤですね。
お通じがストップし、体外に毒素を排出しなくなると、
体中を流れる血液にその毒素が混じるようになり、
体臭や口臭へとつながっていくのです。
他にも、経済的な理由で安いお米や麺類しか買えず、
ずっと卵かけご飯や具なしラーメンで
生き延びてきた人の体験談で、
手足のしびれが出始めたという怖い話も。
炭水化物がいくら好きでも、やはり食べ過ぎは問題があります。
気をつけないと、後で後悔することになるかもしれません。
炭水化物ばかりの摂取だと病気になる可能性も!
炭水化物を摂り過ぎると、人間は大量に体に入ってきた
炭水化物をうまく消化できなくなります。
すると、慢性的な下痢や腹痛を引き起こしたり、
体内にガスがたまりやすくなるのです。
このような症状は炭水化物不耐症(または炭水化物過敏症)
と呼ばれています。
炭水化物不耐症は病院で検査を受けても、
なかなか発見されにくい病気です。
医者に原因不明扱いされることが多く、
ストレスだの自律神経失調症だのと診断を受け
「少し様子を見ましょう」と
家に帰される可能性が高いでしょう。
とりあえず自分でできる治療としては、
摂り過ぎていた炭水化物を控えればいいだけなので、
上記のような症状があれば、
まず食生活の改善を実践してみて下さい。
2週間くらいで、少しずつ体調が好転してくるはずです。
それでも体調不良が治らなければ、
別の病気の可能性もありますので、
病院であらためて精密検査を行うなどした方がいいでしょう。
まとめ
今までに“新型うつ病”という言葉を
聞いたことがあるかと思いますが、
実はこの症状も炭水化物の過剰摂取が一つの原因なのです。
倦怠感が続き、疲れやすくなる。
朝は起きれず、日中は眠くてボーッとしている。
無気力状態になりやすい。
これらは新型うつ病の主な症状ですが、
従来のうつ病と似ていますよね。
しかし、新型うつ病は栄養障害によるものなので、
うつ病の薬を飲んでも治療効果はないのです。
新型うつ病は炭水化物や甘い物を好みがちな
若い人がなりやすい病気だとか。
最近、炭水化物を摂り過ぎているなと感じたら、
主食を少しずつ減らしてみるとか、
野菜中心の食事を増やしてみるとか、
自分のできる範囲で食生活を改善していきましょう。
手軽だからといって、炭水化物にばかり頼っていると、
身体的にも精神的にもよくないことは明らかですし、
もしかしたら一生おいしい物が
食べられなくなるかもしれませんよ。
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