夏はとても暑くて
じめじめしますよね。
日本は、地域によって
梅雨や秋雨、大雪などもあり
ずっとじめじめしている気もします。
湿度が高いと、カビが生えたり、
結露が気になったり、
洗濯ものが乾きづらかったり
いろいろ嫌なことはあります。
ちなみに、日本ではいつ頃、
どのような地域で
湿度が高いのでしょうか?
気になりだすと
ずっと考えてしまいます。
今回は、
日本の湿度の最高値について
お話していきます。
普段は気にしてないけど…
日本は湿度が高いの?
他の国との徹底比較!
普段は全く気になりませんが、
日本は湿度が高い
と言われることがよくあります。
他の国には
日本より温度が高いところもありますが、
カラッとしているから
過ごしやすいと言われますよね。
私も外国人の友人から、
天候だけでいえば
日本で夏を過ごせたら、
他の所では快適に過ごせる。
と言われたことがあります。
そんなに日本は
湿度が高いのでしょうか?
日本は世界的に見れば
湿度が高い国に入ります。
ですが、一番高い国ではありません。
夏は70%~80%と高くなりますが、
冬は50%程度になります。
日本よりも熱帯地帯になる、
インドネシアやマレーシアなど
東南アジアの方が
湿度は高くなる傾向があります。
東南アジアは
日本と違って四季がなく、
一年中通して温度と湿度が高い状態が
続きます。
また、サウジアラビアも
夏の平均の湿度が70%と
高くなっています。
トルコも一部地域で
80%以上の湿度となるなど、
高くなる地域もあります。
ではどうして日本の夏は
厳しいなどと
言われてしまうのでしょうか?
インドネシアやマレーシアなどは
年間通して30℃程度の気温で
推移しています。
それに対して、
日本は四季があり、
夏は暑くて、
冬は寒くなることによって
相対的に暑さとじめじめを
感じやすくなります。
同じように季節がある地域では、
日本のように1か月以上暑くて
じめじめした日は続きません。
こういった理由で、
日本の夏は厳しいと
言われてしまうようです。
日本の過去最高湿度は
どこの地域でどのくらい?
地域別高湿度の分布も
日本にもいろいろな地域が
ありますよね。
ちなみに日本の中では、
どの地域の湿度が高いのでしょうか?
2012年の調査では
1位は青森県、2位は富山県、
3位は島根県となっています。
2014年の調査では、
1位は島根県、2位は宮崎県、
3位は青森県でした。
最新の2016年の観測によりますと、
1位は宮崎県、2位は島根県、
3位は奈良県となっています。
こちらに上げた地域は
3位以内でなくても、
他の年でも上位に入っています。
年間の降水量が多い地域は、
湿度が高くなりやすい傾向になります。
東京都など関東地方や、
大阪、愛知などの太平洋側の地域、
夏は蒸し暑いと有名な京都の街中などは
年間の湿度が低くなります。
少し意外で驚いてしまいました。
冬に雪が降らず、
また、降っても少量のため、
空気が乾燥しやすいため、
このような結果になるそうです。
まとめ
今回は、
世界での日本の湿度と、
日本の地域での湿度の高い地域について
お話ししました。
世界にはまだまだ過酷な環境があると
知りました。
また日本も地域によって、
差があるということも
分かっているつもりでしたが、
いろいろ驚かされることもありますね。