よく仕事で、2、3日中にはご連絡します、
などと伝えられることがありますが、
この2、3日中とは、
具体的にどのくらいの期間なのでしょうか?
今日を含めて2、3日の間ということ?
それとも今日から2、3日後という意味?
人によって、
ニュアンスが異なるのではないでしょうか。
そこで今回は、2、3日中って、
正確にはいつ頃なのかを解説します。
自分で使うときも人から言われたときも気をつけたい!みんなの2、3日中はこれくらい
『2、3日中にお送りします』とか、
『2、3日中にお電話を差し上げます』など、
ビジネスシーンでは、
何かと2、3日を使いますね。
よく考えれば、
すごく便利な言葉ではないでしょうか?
具体的にいつとは言えないけれど、
明日か明後日には連絡しますよ、
という時などに、2、3日中に、
という言葉が使えるのです。
でも、気を付けたいのが、
2、3日中というのは、
人によって受け取り方に差があること。
『2、3日中に』と聞いた時に、
明日か明後日なのか、
もしくは明日から2、3日の間なのか、
受け取り方は色々です。
でも一番多いのが、今日から3日以内、
と捉えることではないでしょうか?
例えば、2、3日中に連絡します、
と伝えられたら、3日間のうちに、
連絡をしてもらえるな、と思うはず。
2、3日中=今日から3日以内を期限
と思ってしまって良いでしょう。
つまり、もし3日経っても
連絡が来なかったら、
約束が不履行になってしまった、
ということになります。
そのため2、3日中に、
と相手に伝える時は、
その日から3日間が期限、
ということを心に留めておくと良いでしょう。
2、3日中?数日中?近日中?それぞれの言葉のニュアンスと使い分け
即決は出来ないけれど、
短期間で返事が出来る時は、
2、3日中の他に、
数日中、近日中などと言ったりしますよね。
2、3日中は明日か明後日、
というのが何となくわかりますが、
問題なのは数日中や近日中。
数日中と聞いた時、
あなたはだいたい何日くらいだと思いますか?
4、5日か、
それとも1週間くらいでしょうか?
実は、数日中や近日中というのは、
具体的に何日なのかは、
決められていないのです。
それでも、数日と聞くと
だいたいの人は、1週間以内かな、
と感じるものですよ。
だからこそ、こちらが
2週間以内のつもりで、
数日中とか近日中と言ってしまうと、
1週間を過ぎた頃に、
催促の連絡が来てしまうかもしれません。
仕事の納期を数日中や近日中にします、
と相手に言ってしまったけれど、
1週間以上かかりそうならば、
先方に再度連絡をして、
納期が遅れる旨を伝えるようにしましょう。
相手も自分と同じ感覚だ
と考えてしまうのは禁物。
食い違いを生まないためにも、
出来れば具体的な日数を伝えておく
のが理想です。
まとめ
2、3日中とは、事案が発生した日を含めて、
3日以内と認識しておくのが無難です。
そして数日中や近日中というのは、
人によってどのくらいか差はあるけれど、
だいたい1週間以内
と思っておくと良いでしょう。
曖昧な日にちは、
人によって受け取り方にバラつきがあるので、
すれ違いや行き違いを生まないためにも、
出来れば具体的な日数を伝えたいものですね。