慌ただしい年末が終わって
年が明けたと思ったら、
あっという間にお正月も終わり
すぐに春がやってきますね。
春は桃の節句、
3月3日のひな祭りがあります。
お雛様は女性なら、
みなさん思い入れのある品ですよね。
普段出してない物だから
お子さんもここぞとばかりに
見入っている事かと思います。
我が家も、お雛様を出すと
娘はもちろん息子も
嬉しそうな顔で張り付いて見ています。
気になるのはわかるけど、
こちらとしては壊されないか
ヒヤヒヤ物ですね。
お雛様が出ている間は、
お部屋では暴れないで!
と何度も言い聞かせて
なんとか守っております。
そんなやり取りをしていると
すぐにひな祭りが過ぎて
お雛様をしまう時期がやってきます。
お雛様は一般的には
ひな祭りが終わってから
2週間後位までにしまうと言われています。
しかし、地域によっては
旧暦の4月3日に
ひな祭りが行われるところもあるので、
絶対にすぐしまわなければいけない
ということはありません。
ただ、出したままにしておくと
お雛様の傷みにも繋がりますので、
ひな祭りを行ってから
2週間の位の間にしまえるといいですね。
そもそもいつ飾るのがいいの?しまうときは天気にも気をつけた方がいい!
お雛様は特にいつまでに飾る
という明確な決まりはありません。
一般的には節分の翌日である立春から
2月半ばまでに飾るとよいでしょう。
もし、小さいお子さんがいて
触ってしまうのが不安であれば、
ひな祭り前の1週間だけ飾る
という方法でも良いと思います。
いつ出すかによらず、
できる精いっぱいの気持ちで
お子さんの健やかな成長を祈り、
お祝いしてあげましょう。
最近のお雛様は
ガラスケースのタイプと
昔からの段飾りのタイプとあります。
ガラスケースのものは
中のお雛様を出して
軽く専用の筆などで
優しくホコリをはらってあげましょう。
ケースの中に入っている物なので
軽くでよいでしょう。
あとは、ガラスをキレイに拭いて
購入した時のダンボールにしまってあげましょう。
段飾りのお雛様は、
同じように優しくホコリを払った後、
柔らかい布(綿やガーゼがいいです)で
包んで片付けましょう。
極力、お人形のお顔には
触らないように気を付けて下さいね。
お人形をしまった箱の空いたスペースには
新聞紙などを軽く丸めて入れてあげると、
お人形が動かないのでいいですよ。
お雛様を出すときとしまうとき用に
安い物で構わないので、
手袋を用意しておくのもいいかもしれません。
使い終わったら手袋は、
洗濯してまたお雛様と一緒にしまっておきましょう。
また、しまうときは、
湿気が残らないように
晴れた日にしてあげるといいですよ。
保管するときには、
お人形用の防虫剤や、防カビシートを入れて、
湿気の少ない場所にしまってあげて下さいね。
せっかく買ったんだから大切に扱いたい!お雛様のお手入れ方法はこちら
お雛様は、2週間から1ヶ月近く飾りますよね。
その間のお手入れ方法は
お人形についているハンドモップで
1日1回優しくホコリをはらってあげましょう。
もしなければパソコンクリーナー
のような物でも代用可能ですが、
薬品がついている物もありますので、
できればお人形用のモップを
ご用意することをオススメします。
ガラスケースの場合は
柔らかい布などで拭いてあげて下さいね。
濡れた布で拭いた場合は
仕上げに乾いた布で
拭いてあげることも忘れないで下さい。
最後に。
お雛様を出すのもしまうのも
とても大変な事ですが、
お子さんが小さい瞬間は
あっという間に過ぎてしまいます。
お子様の笑顔のために
少しがんばって
ステキなおひな祭りの思い出を
作ってあげましょう。
お雛様と一緒に写真を撮るのも
忘れないで下さいね。
毎年撮っていると
最初は大きく見えていた雛人形が
子供の成長によってどんどん小さく感じます。
健やかに成長することを祈っています。