少し前に、
家族で山にバーベキューに
行ってきました。
子供たちは外で食べるご飯、
パパと過ごす時間にウキウキで、
私は美味しいお肉にウキウキで(?!)
楽しい時間を過ごしました。
後日、その時の話をして
写真を見ながら
友人と話をしていた時です。
息子が河原で拾ってきた
たくさんの石を、
玄関先に並べて遊んでいた
写真がありました。
それを見た友人が
「石拾ってきちゃったの?
石は良くないから
早く処分した方がいいよ」
と言いました。
その場はそれだけで
終わった話だったのですが、
帰宅してからも
少し引っかかっておりました。
拾って帰ると妙なことが起こる?拾った石の処分方法とは
友人には石は良くないと
言われましたが、
私は初めて聞いた話です。
調べてみたところ、
色々な説がありました。
- 河原に落ちている石は、墓石だった可能性がある?
昔のお墓はきちんとした
墓石があるわけではなく、
仏様を埋めた場所に
石を置いてお花をお供えして
お詣りするという形だったそうです。
ですから、もしかしたら
持ち帰ってきた石が
昔お墓として使われていて
雨や洪水で崩されて流されてきた
石かもしれない…
- 三途の川のお話
みなさん三途の川のお話は
ご存じでしょうか?
人は、亡くなった後あの世に行く前に
三途の川を渡るといわれてます。
三途の川には、
賽の河原(さいのかわら)
という場所があり、
ここは親よりも
先に亡くなってしまった子供達が
集まる場所という
言い伝えがあります。
親より先に死ぬということは
親不孝なことで、
その罪滅ぼしの為に
“子供達は両親の供養のために
石を積んで塔を作る”
と言われているのです。
しかし、塔を高く積み上げると
鬼がやってきて壊してしまうのです。
そして、子供はまた泣きながら
一から石を積み上げる。
私は小さい頃、
日本昔ばなしでこのお話を見て、
河原って怖いところなんだな
と思った記憶があります。
- 河原じゃなくて神社の石は?
石といえば、
神社にもたくさんありますよね。
神社も石や小枝、木の幹、
持ち帰るのはタブーだそうです。
石をお守りにと
考える方もいるそうですが、
逆に災いのもとなんだとか。
神社はたくさんの方が訪れます。
お子さんのお宮参りや
七五三詣りなど幸せな時の
参拝だけではないので、
悲しい時、苦しみの時、
さまざまな我欲の念が
こもっているともいわれます。
ですから、神社に参拝した際は、
靴の溝に入った
小さな小石まで落として帰るのが
1番だそうです!
- ハワイの溶岩を持ち帰った人の悲劇!
こんな話も見つけました。
ハワイ(キラウエア火山)は
そう簡単に行けるところでは
ありませんよね。
旅行の記念に、
とハワイの溶岩を持ち帰った方、
身近な方達に災難が起きた。
という話もありました。
“火の女神ペレの怒りにふれる”
という言い伝えがあり、
実際に持ち帰った人が
何かしら災難が起こったため
現地のツアー会社などに返送し、
返して来て欲しいと
お願いされることがあるそうです。
じゃあこの石はどうすればいい?!
持ち帰ってきてしまった石、
どうすればいいのか。
1番良いのは
その場所に自ら足を運び、
お詫びすることだそうです。
神社であれば、
拾ってきた神社にもう一度足を運び、
寄付やお布施として貢献し、
お詣りすることが
大事かもしれませんね。
パワースポットであっても
その土地の物は
その場所だけで感じ、
素敵な思い出として
心に残しておくのが
いいのでしょう。
まとめ
私も近いうちに、
再び河原を訪れ石を返して、
持ち帰ってしまった事を謝罪し
お祈りしてこようと思います。
え?またバーベキュー?
それもいいですね。
自然を満喫して、
これからも家族みな健やかに
暮らしていきたいものです。