親でさえ冬の寒空の外出は
避けたいものですが、
お子様にとってはどうでしょうか?
冬場に散歩は良いのか悪いのか、
これを読めば納得できますよ。
冬って寒いから風邪が心配・・・1歳の子供のお散歩、服装はどうする?
お散歩をするのに、
無理にお天気が悪い日に
いく必要はありません。
寒すぎてかえって
風邪をひいてしまったら
もともこもありませんね。
また、お散歩先での
おしっこやウンチの漏れも心配ですので、
すぐ自宅に戻れる範囲の
お散歩から始めましょう。
最初は近所を歩くだけでも
十分お子さんには楽しめます。
徐々に距離を伸ばして、
最終的には近所の公園まで歩けるようになど
ゆっくりと行ってください。
まだ歩くのがおぼつかなかったら、
抱っこ紐でのお散歩や
ベビーカーで少し遠出でも良いですね。
冬場の寒さはお母さんもこたえます。
ですから、お日様が出ている
9~15時に済ませましょう。
お散歩時間はあまり長くならないように、
始めは20~30分程度にし
少しずつ慣らしてきます。
温度差が激しい冬ですので、
寒くならないうちに帰るのも重要です。
汗をかいて冷たい空気にさらすのは
かえって風邪等引いてしまいますから
気をつけましょう。
外出時の服装ですが、
吸水性のある綿100%の肌着がおすすめです。
肌の露出が少ない洋服を選び、
重ね着をする事で
温度調節が出来るようにしましょう。
帽子やマフラー、耳あて、手袋は
あったほうが良いアイテムです。
お散歩の最中に、温度調節で
はずしたりつけたりしてあげましょう。
抱っこ紐での散歩であれば、
お子さんの手足は
きちんと防寒対策をして下さい。
お母さんとの密着性があり暖かなようですが、
手足は意外に露出されて
冷えてしまっている場合があります。
また、ダウンなどはかえってムレやすいので
保温性が高すぎる洋服はさけましょう。
ベビーカーは低い位置にあるため
温度が低くなります。
少し厚手の上着やブランケットは
用意してください。
水分補給も必ずしましょう。
冬場でも脱水症状は起こります。
こまめな水分補給は必須です!!
冬のお散歩は子供にとってどんなメリットが?呼吸器官や体温調節機能にもいい・・
寒い冬にもお散歩が必要なのは
なぜでしょうか?
気温と湿度が低い冬は
免疫力が低下気味になりますが、
メリットもたくさんあります。
5つのメリットをご紹介します。
①生活リズムについて
赤ちゃんは2~3ヶ月位から
昼と夜の区別をつける
生活リズムに変えていくのが良いのですが、
それには太陽の光が
とても重要になっていきます。
日差しが強い夏よりも、
日照時間が短く日差しが弱い冬にこそ
お散歩をして生活リズムを
整える事をおすすめします。
日光の光を浴びる事で
体内時計を調節する事ができます。
冬場の紫外線は夏場の紫外線に比べて
1/3以下という事も
メリットの1つになります。
②呼吸器官について
冬の外気はとても冷たいですが、
その冷たい外気を吸う事で
呼吸器官が鍛えられます。
室内の暖かい空気から
外の冷たい空気の変化が
肺のトレーニングにつながり、
呼吸器官が鍛えられるのです。
③免疫力について
「冷たい空気に肌をさらしてはかわいそう」
というのは間違いで、
冷たい乾燥した空気は
皮膚や皮膚の粘膜の防御反応の向上
に繋がります。
「冷たい」という
皮膚や皮膚粘膜の感じた情報から、
体温を一定に保とうとする
自律神経が発達します。
そうすることで、
低体温になりづらく、
細菌・ウイルスに負けない強い体
をつくっていきます。
④気分転換について
太陽に光によって「セロトニン」
を分泌することができます。
「セロトニン」は
精神を安定させるホルモンであるため、
日光の光を浴びる事で気分転換にもなり、
親子共にリフレッシュになります。
寒いからといって家に閉じこもらずに、
思い切って外に飛び出しましょう。
⑤地域の情報交換について
冬の時期は、風邪に始まり
インフルエンザ・胃腸炎などの
感染症が流行ります。
新聞・テレビでも情報は流れますが、
地域に情報はやはりその地域に住んでいる人が
一番知っています。
幼稚園・保育園・小学校などで
何が流行っているか、
ママを通じて情報交換が出来ます。
早めの対策も出来ますよね。
❤ 最後に ❤
お散歩後は必ず手洗いうがいを
忘れずにしましょう。
これはお父さんお母さんも同じ事です。
家族で予防をする事で
感染を防ぐ事ができます。
小さいうちから
手洗いうがいを習慣づけておくと、
大きくなっても自然と身に付いているので
自ら進んでやってくれます。
家に帰ってきたら手洗いうがいは
当たり前とすることが
風邪などの予防の近道です。