説が多くてよくわからない… 天皇の初代、実在するのは誰?

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初代の天皇は一体誰なのか、

色んな説があるため、

不明とされています。

でも、系図を辿っていけば、

きっと実在しているはずですよね。

そもそも天皇制度というのは、

どうして出来たものなんでしょうか?

今回は、

実在する天皇の初代は

一体誰なのか、

天皇制度とは

どうやって出来たものなのかを

解説していきます。

様々な説の由来・背景を解説!

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一説によると、

初代の天皇は

神武天皇(じんむてんのう)である、

とされています。

また、皇室の記録を遡った場合でも、

初代の天皇は

神武天皇ということになっています。

ところが、

古事記に記されている内容だと、

神武天皇は

137歳まで生きたとされており、

日本書紀でも127歳まで生きた、

と記されているんです。

特に日本書紀には、

神武天皇がすごく神話的に

書かれていることもあり、

実在したという

確証がないんですよね。

また、日本政府も

神武天皇に関しては、

日本神話の人物であるため、

実在したかどうかは、

言及しないという見解なんです。

神武天皇が実在したかどうか

疑われるようになったのは、

戦後になってからです。

戦後はつまり、

それまで神とされてきた

昭和天皇が

人間であると宣言したため、

天皇の絶対的権威が

なくなった時なんですね。

更に、戦後では、

反日勢力が神武天皇の実在を

否定したため、

本当に初代の天皇は

神武天皇だったのかが

疑われるようになった、

という経緯があります。

では、実在した初代の天皇は

誰なのかというと、

崇神天皇(すじんてんのう)である、

という説もあります。

崇神天皇は記録上、

第10代の天皇なのですが、

それまでの天皇は全員、

経歴しか残っておらず、

具体的にどんな政治をしたのかなどの

記録が1つもないため、

実在したかどうかが

疑わしいとされているんです。

でも崇神天皇は、

政治的な記録が残っているため、

実在した最初の天皇なのではないか、

ともいわれています。

だたしこれもあくまで一説であり、

この他にも、

第15代や第21第の天皇が実在する、

という説があるため、

本当に誰が実在していた

初代天皇なのかは、

分かっていないんです。

何しろ大昔のことなので、

確たる証拠がなければ、

実在したのか、

日本神話の登場人物なのか、

ハッキリさせることは出来ません。

ただ、第26代の

継体天皇(けいたいてんのう)は、

日本史学界でも、

実在したという説が

有力であるとされています。

初代の天皇に関しては、

本当に色んな説がありますが、

もしかしたらこの先、

また新たな説が増えるかも

知れませんね。

そもそも天皇制度ができたのはどうして?

天皇制度ができた理由というのも、

実際のところ、

よく分かっていません。

これにもまた色んな説があるし、

そもそも天皇自体が、

いつから存在していたのか、

本当に神様の子孫であるのかすらも、

定かではないんですね。

日本神話によれば、

天皇のご先祖とされる

ニニギノミコトが、

アマテラスからこの国を統治しなさい、

と言われたことがきっかけ、

とされています。

つまり歴史を辿れば、

日本神話に繋がってしまうんです。

本当の初代天皇は一体誰なのか、

実際のところ、

そのことを知っている人は、

いないのかも知れませんね。

まとめ

初代の天皇は記録では

神武天皇とされていますが、

実在したという確証がありません。

またその他にも、

実在したとされる初代天皇は誰か、

色んな説があるため、

現在でも

明らかにされていないんです。

そして天皇制度が始まったきっかけも

不明とされており、

天皇制はそもそも、

いつ誕生したのかも

明らかではありません。

どこまでが日本神話で、

どこまでが史実なのか、

日本や天皇の歴史は、

その境界線がすごく曖昧なんです。

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