カイロの中に活性炭が入ってるのは、どんな理由がある?詳しく解説!

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寒い時期にはカイロは

本当に強い味方ですよね。

使い捨てと貼るタイプとありますが、

みなさんはどちらをよく使いますか?

私は断然貼るタイプに

お世話になっております。

何より一度貼ってしまえば

あったかですので!

今回はそんな、

みなさんお世話になっている

カイロの中身についてです。

そもそもカイロはどんな仕組みであったまる?

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まずはカイロの仕組みについて、

説明します。

カイロの中身はというと、

・鉄粉

・水

・塩類

・活性炭

・バーミュライト(保水剤)

・吸水性樹脂(保水剤)

です。

鉄と酸素と水が反応して、

水酸化第二鉄になるのですが

鉄と酸素が反応する際に

熱が発生するんですね。

鉄粉が主な原料(半分以上)です。

水はというと、

鉄粉をさびさせる速度を早めます。

塩類は酸化の速度を

早めてくれるそうですよ。

鉄と酸化が反応するとはつまり、

鉄がさびるということで

ここで水と塩類が

活躍してくれているんですね。

そして活性炭はというと、

空気を取り込む役割なんです。

活性炭の表面には気孔があり、

そこに空気を取り込んで

その空気から酸素を得る、

ということですね。

バーミュライトや

吸水性樹脂などの保水剤は

水で鉄粉がベタベタするのを

防ぐためのものです。

カイロには水が含まれているのに

振ると乾いた鉄粉の音がしますよね。

これは保水剤のおかげなんです。

カイロは開封するだけで

暖かくなるなんて

不思議だな〜と思っていましたが、

空気中の酸素が

活性炭に取り込まれることで

酸化反応が起きているんですね。

カイロの歴史

そもそもカイロは

いつ誕生したのでしょう?

現在、私たちが普段使っている

カイロができたのは昭和です。

およそ1978年ごろから

広く使われるようになりました。

最初は使い捨てが誕生し、

その後貼るタイプができました。

暖かいものを身につける、

という習慣は

古くは江戸時代までさかのぼります。

「懐炉」なんて書きますが、

昔は温めた石を布にくるんで

懐に入れていたそうです。

その後、灰と炭を使った

灰式カイロというものが誕生しました。

これは現在でも取り扱いがあります。

「楠灰製造株式会社」さんから

ハンドウォーマーとして

販売されていますよ。

気になる人は

チェックしてみてください!

ちなみにその後、

ベンジンを酸化して

発熱させるカイロもあったんです。

そして現在のカイロが誕生したと。

現在のカイロにたどり着くまでに

いろいろと

進化してきたんですね。

できれば朝から晩まで使いたい…
使い捨てカイロを
長持ちさせる方法をご紹介!

便利なカイロ、

1日1つは使ってしまいますよね?

なんなら2つ、3つ…

寒い日の外出時はどうしても

使う数が増えてしまうこともあります。

そんなカイロ、

一日中ぽかぽかだと嬉しいですよね。

ここではカイロの長持ち方法

ご紹介します。

カイロの長持ち方法

カイロは酸化反応で暖かくなるので、

空気に触れないようにすると

酸化速度が遅くなり、

長く持ちますよ。

服に貼るにしても、あまりにも

空気に触れる場所に貼ってしまうと、

カイロは長持ちしません。

空気に触れないようなところに

貼りましょう。

とはいえ、

皮膚に近すぎるところでは危険です。

注意書きをよく読み、低温やけどには

じゅうぶんに

注意してくださいね!

カイロの一時停止方法

少し外出したから

ついカイロ使っちゃったけど

今日はもう外出ないから、

もったいないこと

しちゃったな…

と後悔することありませんか?

そんな人必見!

カイロを一時停止する方法があるんです。

カイロが酸化反応で

暖かくなるということは

酸素がなければ反応が止まりますね。

この原理を利用し、袋に密閉しておくと

一時的に酸化を止められるんだとか!

ジップロックなどで

しっかり密閉するのが

ポイントですよ。

まとめ

いかがでしたか?

筆者としてはカイロの長持ち方法で

空気を遮断するというアイディアが

とても斬新に感じました。

確かにこれなら長持ちさせることが

できそうですよね。

寒い季節はまだまだ続きますが、

カイロを賢く使って快適に

冬を乗り切りましょう!

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