サクラサクって何? なつかしの合格電報のあれこれ!

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大学受験の合否は昔、

電報で知らせていました。

でもなんと、

電報を開くとそこには、

合格や不合格ではなく、

色んな面白い文言

書かれていたんです。

今回はそんな昔懐かしい、

合格電報の文言を紹介します。

中にはちょっと

意味不明な文言もあるので、

なかなか面白いですよ!

サクラサクは早稲田から?
昔は大学などの合否を
電報で知らせていた!?

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昭和の頃は、

大学受験などの合否を

貼り出すのではなく、

合格電報というもので

知らせてしました。

『サクラサク』とは、

その時に使われていた

文言なんですよ。

昔の電報は

すべてカタカナで書かれていたので、

『サクラサク』とは『桜咲く』、

つまり合格した、

ということなんです。

合格発表が『サクラサク』なんて、

ちょっとオシャレな感じがしませんか?

ちなみに不合格だった場合は、

『サクラチル』

と書かれていたんです。

不合格でも電報が届くので、

開ける瞬間まで、

きっと受験生は

ドキドキしていたんでしょうね。

そんな合格電報は

早稲田大学が昭和31年から

使い始めました。

『ゴウカク』、『フゴウカク』

と書くのではなく、

『サクラサク』と『サクラチル』

で合否を表していたことから、

他の学校にも広まっていきました。

つまり、早稲田大学が

この面白い文言の合格電報の

発祥だったんです。

そこから、

他の大学でも受験の合否を

特色のある文言を使って、

電報で知らせることに

なっていきます。

確かに、

ただ単に合否が書いてあるよりも、

違う文言でお知らせされた方が、

受かった時の喜びも

大きくなるんじゃないでしょうか?

電報って今では結婚式や卒業式、

お葬式などでしか

使われることがありませんが、

昔はこんな使われ方を

していたんですね。

大学によって合否の文言が違った!?
大学別合否の文言とは

合格電報を

最初に始めたのは早稲田ですが、

それから他の学校も次々と、

文言を変えて電報で合否を

お知らせしていくようになりました。

では、他の大学では、

どんな文言で合否を

伝えていたのでしょうか?

特に面白い文言

ピックアップしてみました。

・お茶の水女子大学

合格:オチャカオル(お茶薫る)

補欠合格:カオリマタヨシ(香りまた良し)

不合格:コノメドキマテ(木の芽時待て)

・東京歯科大学

合格:ゴウカクオメデトウ(合格おめでとう)

不合格:カンダガワサクラチル(神田川桜散る)

・北海道大学

合格:エルムハマネク(エルムは招く)

※エルムとは楡(にれ)のこと

不合格:ツガルカイキョウナミタカシ(津軽海峡波高し)

・東北大学

合格:アオバモユル(青葉燃ゆる)

不合格:ミチノクノユキフカシ(みちのくの雪深し)

・富山大学

合格:ニホンカイニアサヒカガヤク(日本海に朝日輝く)

不合格:ニホンカイノナミタカシ(日本海の波高し)

・三重大学

合格:イセエビタイリョウ(伊勢海老大量)

不合格:イセワンニテザショウ(伊勢湾にて座礁)

・高知大学

合格:クジラガツレタ(鯨が釣れた)orクジラシオフク(鯨潮吹く)

不合格:リョウマノメニナミダ(竜馬の目に涙)

大学ごとに、

本当に色々な文言で

合格発表されたんですね!

ただ、あまりにも凝った文言だと、

カタカナにした時に、

どういう意味なのか分かりにくいのが

難点ですね。

まとめ

昔は大学受験の合否が

合格電報

お知らせされていました。

早稲田大学が合格を

『サクラサク』と表記して、

電報を送ったのが始まりです。

他の大学でも、

かなりユニークな文言で

合否を伝えているのですが、

全てカタカナ表記のため、

あまり長い文言だと、

ちょっと読みにくくなってしまいますね。

当時の受験生たちは、

どんな気持ちで

電報を読んだのでしょうか?

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