そういえば何が違うんだろう…「目処」と「目途」の違いを解説!

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めどが立つ、

という言葉に使われる『めど』には、

『目処』と『目途』、

二つの表記があります。

この二つの漢字には、

一体どんな違いが

あるんでしょうか?

どちらでも大丈夫だろう、

と思って使っていると、

もしかしたら、

とんでもない日本語間違いを

しているかも知れません。

そこで今回は、

『目途』と『目処』の違いを

解説します。

「目処」と「目途」の由来・意味は?使い分けはどうすればいい?

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ではまず、『目途』と『目処』、

それぞれの意味などを

知っておきましょう。

『目途』は広辞苑によると、

『もくと』とも読みます。

意味合い的には、

目指すところや見当という意味であり、

使い方としても

『目処』と大きな違いはありません。

ただし、『目途』とは本来、

目標という言葉の

漢語的表現なんです。

もっと分かりやすく説明すると、

目標という言葉を、

更に難しくした言葉こそが

『目途』なんですね。

一方、『目処』とはそもそも、

縫い針に糸を通すための

穴が由来であり、

本来の意味としては、

目星や見通しのこと。

ちょっとややこしくなったので

整理すると、

『目途』は目標という意味あり、

『目処』は見通しという意味なんです。

でも現在では、

全く同じ意味の言葉として

使われているので、

そこまで意識して使い分ける

必要はないでしょう。

ただし、

公文書や政治的な書類では

基本的に、

目標の意味合いとして、

『目途』が使われます。

他にもたくさん!あなたはわかる?使い分けが難しい日本語

『目途』と『目処』だけでなく、

日本語には使い分けるのが

難しい言葉がたくさんあります。

例えば、『現れる』と『表れる』も、

読み方は同じだけれど、

意味が異なるんですよね。

『現れる』は隠れていた何かが

物理的に見えることであり、

『表れる』は態度や思いなどが

表に出るということですね。

例えば、『現れる』なら、

『役者が舞台に現れる』などと使われ、

『表れる』は、

『本性が表れた』などと使います。

この他にも、

『保障』と『保証』と『補償』や、

『意思』と『意志』、

『卵』と『玉子』、

『思う』と『想う』など、

読み方は同じだけれど、

使い分けるのが難しい言葉って、

結構あるんですよね。

いざ文章にしてみると、

あれ、これどっちの漢字を

使うんだっけ、

と疑問に感じることも

多いんじゃないでしょうか?

使い分けが難しい言葉は多いので、

もし分からなくなったら、

すぐに調べてみると安心ですよ。

特に仕事で作成した書類やメールなどで、

言葉の使い方を間違えたら、

すごく恥ずかしいことになりますので、

十分に気を付けましょう。

ちなみに、

下記のURLにアクセスすると、

色んな言葉や

物の違いが載っているので、

ぜひ見てみてください!

https://chigai-allguide.com/

まとめ

『目途』とは本来、

目標という意味であり、

『目処』とは

見通しという意味です。

ただし、現代では両方とも、

同じ意味として使われているので、

あえて使い分けなくても

特に問題はないですよ。

ただしこの他にも日本語には、

同じ読みだけれど

使い分けが難しい言葉が

多数存在します。

間違ったまま使うと

恥ずかしいことになるかも

知れないので、

迷ったらネットや辞書で

調べるようにすると

良いですよ。

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