朝起きると
体中が筋肉痛のような痛み
に悩まされることはありませんか。
寝る前も朝起きて動き始める頃には
痛みが治まっていて、
それが毎日のように続くから
不思議に思っているはずです。
そこで今回は、
朝起きた時に出る筋肉痛の症状の原因と
その対処法についてご紹介します。
身に覚えがないのに、朝から筋肉痛・・・なぜ?
特に激しい運動を
最近はしていないのに、
朝から筋肉痛のような症状に
悩まされたことはありませんか。
それは寝ている時に無意識に体や
特に筋肉が緊張していることで、
翌朝痛みが生じることがあります。
普通、睡眠はリラックスして
体を休ませる状態になるはずなのですが
何らかの原因でそれが出来ないのです。
考えられる原因として
「自律神経のバランス」
が関係します。
交感神経とは、
自分が緊張していたり活動していたり、
ストレスを感じている時に
働く神経の事です。
反対に、休憩したり体を
リラックスさせている時に働く神経が
副交感神経です。
このふたつを合わせた呼び方が、
「自律神経」です。
体には酸素が必要ですが、
睡眠時無呼吸症候群は一時的に
呼吸が止まってしまい
体内の酸素が少なくなります。
そうなってしまうと、
体は危機感を感じて血圧を上げたり
アドレナリンを出したりするなど
活動を始めてしまい交感神経が
働いている状態になります。
また、日常のストレスも
原因のひとつです。
大小さまざまなストレスを抱えていると
夜に頻繁に目が覚めてしまったり、
十分な睡眠が取れずに交感神経が
働きっぱなしの状態なので
筋肉が休まることができません。
常に体が緊張している
状態が続いているので、
筋肉痛となって翌朝症状が
でてしまうのです。
朝に筋肉痛にならない対処法はあるの?
夜に体や筋肉が緊張している
状態であるため、一日中交感神経が
働いている事になります。
単純に考えると、
自律神経のバランスを整えることが
朝筋肉痛に悩まされる毎日から
さよなら出来るのです。
自律神経のバランスって
どうすれば安定するのか、
それは日常生活を見直すことです。
最も基本的な早寝早起きや
睡眠時間を十分に確保すること、
規則正しい生活を心掛けるのが
重要になります。
・寝る前にスマホやパソコンなどを操作しない
・なるべくお風呂は湯船につかって体をしっかりと温める
・ストレス解消する
・寝る前に甘いものやアルコールを控える
・軽いストレッチをする
血管の流れが悪くなったり、
寝る前の血糖値の上昇は
交感神経を刺激してしまいます。
体や脳がしっかりと休める状態を
作るためにも、自分で寝る前の環境を
変えていくことが良さそうですね。
まとめ
朝に出る筋肉痛のような症状の原因は、
自律神経のバランスがしっかりと
取れていないことによるものです。
体は危機感を覚えたりすると、
リラックスして休んでいる場合
ではないので常に交感神経を働かせて
体が活動できる状態に保ちます。
そのことで、
夜も体が活動していて筋肉が
緊張しているので翌朝、筋肉痛として
身体の異常を知らせてくれます。
自律神経のバランスを
安定させるためにも、今の生活習慣を
見直してみてはいかがでしょうか。