家で味噌鍋を作ったら、
なんだか味が薄くなってしまったことはありませんか?
ちょっと薄味で物足りない鍋には、
あるものをチョイ足しして、
コクを出してみましょう。
今回は、味噌鍋をより美味しくする、
コクの出し方と、隠し味におすすめなものを紹介します。
試したい味噌鍋の隠し味いろいろ
味噌鍋が完成したら、
仕上げにバターを少し入れてみましょう。
コクが出て、濃厚だけれど
マイルドな味わいになりますよ。
完成品にごま油を数滴
たらしましょう。
香ばしいにおいになるので、
美味しさ倍増です!
ちなみに後入れより
コクが出る方法もあります。
それは、
「出汁を作っている時」に、
ごま油を少し入れること。
すると、出汁にコクが出てきて、
後入れしたものより
深い味わいになりますよ!
後入れでごま油の味が
とがってしまうのが嫌な人は
ぜひ試してみてくださいね。
出汁におろしショウガや
ニンニクを入れると、
コクとパンチのある味になって、
より美味しさを引き立ててくれますよ。
うちは刻む・おろすが
めんどくさいので
チューブを使っています。
出汁を作っている時に、
ラー油を数滴垂らしておきましょう。
コクと辛さの両方が楽しめますよ。
特に、辛いのが好きな人は、
ラー油を多めに入れて、
トウガラシも加えて、
辛味噌鍋にしてみましょう。
以上が味噌鍋におすすめの隠し味です。
出汁の味付けと同様に、
隠し味も少し多めに入れると、
しっかりと味わい深くなって、
美味しい味噌鍋が出来ますよ。
味噌鍋でコクを出すポイントとは?
1、出汁を作る段階で、味を濃い目に作っておく
コクを出すためには、
まず出汁を作る段階で、
味を濃い目に作っておくのが
ポイントです。
昆布などで出汁をしっかり取ったら、
味噌はもちろん、
酒、醤油も少し多めに
入れておきましょう。
味見してみて
ちょっとしょっぱいかな、
と思うくらい濃いめの味に
したほうが良いですよ。
具材が入ると、
どうしても味が薄まってしまうからです。
材料が入って煮込んだ時に
丁度良くなるので、
塩辛いくらいのつもりが良いですよ。
2、赤味噌で作るなら、甘みその状態にすること!
赤みそと調味料を
別々にお鍋に入れていませんか?
それは味噌汁になる原因になりやすいですよ。
赤味噌+砂糖+みりん+煮切った酒
を合わせたみそのことです。
甘みその作り方
1)砂糖と味噌をすりこぎばちで練ります。
なじんだらみりんと、煮切った酒を入れます。
練ります。
2)ここで味見をして、
甘さがもう少し欲しいなと思えば
砂糖とみりんを味を見つつ足します。
練ります。
3)弱火にして鍋にかけて、
さらに練ります。
緩い状態になっていると思うので、
これを鍋に入れて、
少し水分を飛ばしていきます。
フツフツとしたらOKです。
ちょっと冷ましてから冷蔵庫にしまいましょう。
ちなみに合わせ調味料ですが、
日持ちする材料ばかりなので、
2週間は平気で使えますね。
3、もっとコクを出したいなら、必ず田舎味噌を!
もっと本格的な味にしたい・・・という場合、
肝心の味噌は、
必ず田舎味噌を使うと良いですよ。
デパ地下などの
たくさんの種類の味噌を売っている場所で
聞いてみましょう。
スーパーで売られている味噌って、
基本的に味噌汁用に作られたものなので、
煮込むのには向いていないんですよね。
反対に、田舎味噌は味わい深く、
コクのある風味が特徴なので、
ぐつぐつと煮込む鍋料理にも適しています。
味噌鍋を作る時は、いつも使っているお味噌ではなく、
田舎味噌を使って味付けするようにしましょう。
まとめ
味噌鍋を作る時は、
まず濃いめの出汁を作りましょう。
醤油や味噌、酒も多めに入れて、
おろしショウガやニンニク、ごま油、
ラー油なども加えると、かなりコクが出ます。
肝心の味噌は必ず田舎味噌を使い、
仕上げにバターを入れると、より濃厚になります。
色んな調味料を入れて、
味噌も変えることでかなり味に違いが出るので、
家でも本格的な味噌鍋が堪能できますよ。
うちも家庭で味噌鍋を作ってみると、
なんだか味が薄めになってしまって、
鍋料理というより、
具だくさんの味噌汁を食べているような
気分になったことがあります・・・。
ただ、コクのある味噌の出汁を作れば、
家庭でも美味しい味噌鍋が食べられますよ!