作りたてのお弁当は温かいから、
そのまま蓋をして包んでしまうと、
おかずが傷んでしまいますよね。
でも、早く冷ますために、
アツアツのお弁当を
冷蔵庫に入れても良いのでしょうか?
うっかり食中毒を
起こしてしまったら大変です。
そこで今回は、
作りたての温かいままのお弁当は、
冷蔵庫に入れても良いのかどうか
解説します。
お弁当の冷まし方ってどうするの?温かいまま冷蔵庫に入れて大丈夫?
お弁当を作ったら、冷ましてから
蓋をしないといけないけれど、
急ぐから冷蔵庫に入れる、
というのはダメですよ。
アツアツのまま
冷蔵庫にお弁当を入れてしまうのは
良くないのです。
なぜかというと、
出来たてのお弁当は熱いので、
それを冷蔵庫に入れることによって、
冷蔵庫内の温度が多少ですが、
上がってしまうからです。
そうすると、
お弁当自体は大丈夫でも、
冷蔵庫に入っている
他の食材が傷んでしまうことが
あるのです。
また、もし蓋をしたまま
お弁当を冷蔵庫に入れてしまうと、
湯気がこもって
水分が発生してしまいます。
水分が多いと、お弁当は
更に傷みやすくなってしまうので、
とっても危険ですね。
急いで冷ましたくても、
必ず粗熱をとってから
冷蔵庫に入れるようにしましょう。
ただし、調理済みであっても、
夏場は常温で
食べ物を放置するのも危険です。
お弁当を含め、料理は粗熱が冷めたら、
早めに冷蔵庫に入れて
保管するようにしてくださいね。
お弁当を温かいまま冷蔵庫に入れるのはNG!?冷まし方のコツは?
作りたてのお弁当は
冷蔵庫にすぐ入れてはいけないため、
粗熱をとる必要があります。
では、どうすれば
上手く粗熱を冷ますことが
出来るのでしょうか?
素早く冷ますコツを紹介します。
・うちわであおぐ
酢飯を作る時と同じように、
出来たてのお弁当を
うちわであおいで風を送り、
冷ましていきましょう。
扇風機の風を当ててもOKですよ。
・保冷剤の上にのせる
凍らせた保冷剤を
お弁当箱の下に敷きましょう。
下からどんどん冷えていきますよ。
ただし、お弁当のバランスが
崩れないように注意してくださいね。
・料理を冷ましてから詰める
お弁当に入れるご飯は、
まず平たいお皿に広げておきましょう。
ご飯全体が冷めるのが早くなります。
おかずも鍋やフライパンから
お皿に移して、
風を当てて冷ましていけば、
素早く粗熱がとれますよ!
・氷を使う
ボウルに氷を敷き詰め、
その上にお弁当箱をのせます。
保冷剤で冷やす時と
同じような方法ですね。
急速にお弁当を冷やせるので、
常温で放置して
傷めてしまう心配もありませんよ。
どの方法でも構いませんが、
アツアツのお弁当を
冷蔵庫に入れることのないようにしましょう。
まとめ
出来たてのお弁当は
冷蔵庫に入れてしまうと、
中の温度が上がって、
他の食材が傷みやすくなります。
必ず粗熱をとってから
冷蔵庫に入れるようにしましょう。
粗熱を素早くとるには、
うちわや扇風機で風を送って冷ましたり、
保冷剤や氷などを使うと良いですよ!
夏場は特に食材が傷みやすいので、
しっかりお弁当を冷ますようにしましょうね!