あなたは朝起きたとき、
言いようのない不安を感じたり、
疲労を感じたりすることがありますか?
夜は気分がいいのに、
朝になると、その気分の良さも
どこかに行ってしまう。
朝が来ること自体が辛い。
そう悩んでいる人に、
なぜ朝にネガティブになるのか、
どうすれば楽に
朝を迎えることができるのか
を解説していきます。
朝起きた時の不安感はどうして起こるのか?
朝起きたときに
気分が沈んでいる状態のことを、
朝鬱とも言います。
職場に行きたくないのに
行かないといけない。
通勤中の電車内の混雑に、
毎回頭が痛くなる。
このような「嫌なことを仕方なく
しなければいけない時間」を、
目覚めてすぐに
思い出してしまうことが原因です。
他にも、人間関係が複雑で辛い、
労働時間が長い、
仕事が自分に合っていない、
などの理由も
朝鬱の原因として挙げられます。
この朝の憂鬱を、
「夜になればポジティブになるから」と、
そのまま放っておいてはいけません。
これは、心から出ているSOSなのです。
このSOSに、まずは気づいてあげましょう。
朝起きてネガティブなのは潜在意識から?緩和するために実践して欲しい3つのこと
この朝の憂鬱は、
多くの人が経験しています。
けれど、人によって
早く憂鬱から抜け出す人と、
なかなか抜け出せない人がいます。
その違いは、毎日の習慣にありました。
では、その習慣とはなんでしょう。
そして、より早く
朝の憂鬱から抜け出すためには、
どうすればいいのでしょうか。
今回は3つの実践法を見ていきましょう。
実践その1 太陽の光を浴びよう
朝すっきり目覚める人の多くは、
起きてすぐ太陽の光を浴びています。
あなたも、朝起きたらカーテンを開けて、
太陽の光を浴びるように
してみてください。
太陽の光を浴びると、
自律神経が整えられることの他に、
幸せホルモンと呼ばれる
セロトニンが分泌されます。
また、体内時計も正常に戻してくれるので、
体も心もぱっちり目が覚めるのです。
とても簡単な方法なので、
起きたらまず、カーテンを開けて
太陽の光を浴びる
ということを日課にしてみてください。
実践その2 リズム運動をしてみよう
リズム運動ってなに?ダンス?
と思う人もいるかもしれませんが、
ダンスではありません。
リズム運動は、ウォーキングや
階段の上り下りのことを指します。
また、ちょっと意外かもしれませんが、
食べ物を噛むことも
リズム運動の中に入ってきますよ。
幸せホルモンのセロトニンを
分泌する脳の周りには、
歩くこと、噛むことといった
くり返す行動を司る中枢があります。
この中枢を刺激することが、
セロトニン分泌に重要なのです。
体を動かしている間、
嫌なことも忘れられます。
ずっと考えて鬱々とするよりも、
一旦嫌なことを隅に置いて、
体を動かしてみてください。
頭を空っぽにすることで、
思わぬ解決法を思いつくことがあります。
実践その3 不安に思うことを書き出してみよう
朝、憂鬱な気持ちになることが続く時は、
不安なことや気がかりなこと、
嫌なことが頭の中で
ぐちゃぐちゃに絡まっている場合があります。
ぐちゃぐちゃに絡まると、
だんだん何に悩んでいるのかわからず、
ただ嫌な気分が広がります。
なので、自分が今気がかりなことを、
箇条書きでいいので書き出してみてください。
頭の中が整理されてきて、
「そうか、こんなことに頭を悩ませていたのか」
と悩みが小さく思えたり、
具体的な解決法が出てきたりします。
朝が辛いと、
もう朝なんて来なければいいのに・・・
という気持ちにまでなってきます。
それでは毎日が辛いです。
朝の憂鬱を吹き飛ばしてしまうために、
3つの実践法を試して、
すっきりとした朝を迎えましょう。