中学校の教員って、
思った以上に激務だったと
感じたことはないですか？
多感な時期の生徒と、
子供の受験で
神経質になっている
保護者の板挟みで、
何かと苦労も多いはず。
果たしてこんなに大変なのは、
自分が勤めている学校だけなのか、
もしくはどこでも、
中学校の教員って、
みんなこうなのか…。
今回は、教員を辞めたい、
と考えるあなたへ向けて、
どこの学校でも激務なのか、
もし辞めるとしたら、
次はどんな職に就きやすいのかを
お教えします。
中学の教員をとりまく、激務具合・・
どんな問題がある？
中学校の教員ともなれば、
授業だけでなく、
様々な激務をこなしていかなければ
なりません。
しかも、生徒は多感な思春期で、
将来を左右する受験も控えています。
そのため、
神経質になる保護者も多く、
教員としては、
かなり板挟みになってしまいますね。
中学校教員だと例えば、
生徒への指導の他に、
校舎の整備や職員会議など、
学校の運営に関する業務、
また保護者会をはじめとしたPTA対応、
そして様々な研修などの業務もあるので、
教員って本当に、
普通のサラリーマンより
キツいんじゃないでしょうか？
おまけに、
顧問をしている部活が
運動部だったりすると、
休日も関係なく出勤する
必要が出てきます。
最近、『ブラック部活』
なんて言葉も出ているように、
部活動で教員にかかる負担は
相当のものなんです。
しかもこれは、
公立、私立問わず、
現代ならばどこの学校でも
起こり得ること。
どの中学校でも、
教員の激務は変わらない、
となるとやっぱり、
教員を辞めるという
選択肢が出てきますね。
でも、教員を辞めたとして、
果たしてどんな職に
就けるんでしょうか？
中学校の教員が転職するなら
どんな仕事に就きやすい？
中学校の教員という職に就いていて、
もしも肉体的や精神的に
限界が来ているのであれば、
早々に転職するのが
賢明です。
でも、教員を辞めた人には、
一体どんな就職先が
あるんでしょうか？
まず、専門的な分野での
実績があるのなら、
研究職に就ける可能性もあります。
また、人に何かを教えることが
好きなのでしたら、
塾講師に転職するというのも、
一つの道ですよ。
音楽の教員でしたら、
音楽教室の講師に、
英語の教員でしたら、
英会話教室の講師になる、
という方法もあります。
塾や習い事の講師でしたら、
子供たちに学業を教えることに
専念できるので、
教員を辞めた人には最適なんです。
ただし、塾講師の場合は、
非常勤での採用が多いのが
難点ですね。
もしくは、教員ではなく、
学校や塾などの
事務職を狙ってみるのも
良いかも知れません。
学校や塾など、
教育の場から離れたい、
という場合でしたら、
一般企業を受けてみても
良いとは思いますが、
上手く就職できるかは、
年齢や経歴によるところ。
でも、例え教員を辞めたとしても、
教育関連をはじめ、
有利に就ける再就職先はあるので、
中学校教員の激務に
耐えられないのであれば、
転職を考えてみてください。
まとめ
中学校の教員ともなれば、
生徒指導以外にも、
保護者への対応、
学校運営の仕事、
そして部活動の顧問など、
激務に追われます。
でも、激務に耐えられず、
教員を辞める、
ということになっても、
塾や英会話教室の講師をはじめ、
研究職など、
有利に就きやすい職業はあるので、
身体を壊してしまう前に、
転職を視野に入れていくと
良いですよ。