体は疲れているはずなのに「寝たくない」といったことはありませんか?
明日の事を考えると、早く就寝をしたいけれど眠気がこなかったり目が冴えてしまったりという経験ありますよね。
これは普段の生活のストレスが原因にあげられます。
翌日に大事な試験や嫌な仕事が待っていたりと、嫌なことがあると思うとなかなか寝ることができず、寝なければ明日が来ないかもという心理が働いてしまいます。
仕事などが上手くいっていない状態の時は、思い詰めない事が重要となります。
また、100円ショップなどでも購入できる、
「ギャバ」のサプリメントを摂取すると、眠りやすいとの最新研究情報も!
最新実験結果のまとめ昼間にGABAを摂取するとで、夜の睡眠においても下記の結果が得られました。
●いつもより7.5分早く眠りにつけた。
●いつもより深く、ぐっすり眠れた。
●いつもより熟睡度が高まった。
●いつもよりすっきり目覚められた。
引用:GABAストレス研究センタープレスリリースよりhttps://kyodonewsprwire.jp/release/201803162050
夜寝たくない、朝起きたくない病気、睡眠相後退症候群とは?
睡眠相後退症候群:すいみんそうこうたいしょうこうぐん
一般的にはあまり聞かない病気ですが、どんな睡眠障害なのかご紹介します。
睡眠相後退症候群とは、体内リズムの乱れから引き起こす睡眠障害であり、一度夜型の生活をしてしまうと通常の時間に眠りに付く事ができなくなってしまい、起きようとする時間に起床できない病気です。
睡眠そのものは正常ですが、生体リズムを24時間に調節する機能に何らかの問題があるとされています。
睡眠相後退症候群傾向がある人の、対処方法とは?
それでは、睡眠相後退症候群はどういった症状の現れ方をするでしょうか。
日中の行動や心理状態には関係はありません。
しかし、朝方まで眠る事が出来ず、一旦睡眠に入ってしまうと遅い時刻まで起きる事ができなくなります。
このとき睡眠は比較的安定しています。
睡眠時間帯が遅れた状態で固定されてしまい、結果決められた時間に登校や出勤ができなくなります。
これでは社会生活上の問題になりかねません。
こういった症状の人の体内時計を調べると、体温リズム・ホルモンリズムが3~4時間遅れています。
この遅れが原因で睡眠時間に遅れが生じてしまうのです。
睡眠相後退睡眠症候群になりやすい人は、10~20代に多く見られます。
昼夜逆転の生活により発症のリスクが高くなっています。
通常の人は、休日後何日間は起床時になかなか起きれず辛く感じますが、数日の間には早く寝つくことができ、朝も決められた時刻に目覚める事ができます。
ところが、睡眠相後退症候群の人は遅れた生活を元に戻す事が出来ません。
治療方法としては、高照度光療法(こうしょうどひかりりょうほう)が用いられています。
高照度光療法とは、太陽の光やそれと同様の光を与える事により体内時計を調節して生体リズムを整える治療法です。
光療法では、まず目から2,500ルクス以上の強い光を取り込みます。
体に光をあてるのではなく、目で光を捉えて脳にその明るさを伝えます。
目で光を捉えて脳の中枢部にある体内時計を調節して生活リズムを整え、昼夜のメリハリのある生活を送れるように働く治療法です。
寝るときの環境にも気をを配って
寝ることが苦痛と感じて眠らないでいると、翌日に眠気が襲ってきてしまうという悪循環意になってしまいます。
そうならない為には、プライベートでは仕事の事や学校の事などはあまり考えずに、体を休める事だけを考えましょう。
就寝環境にも工夫をしましょう。
寝る時の室温は約20~25℃。
湿度は50~70%が好ましいとされています。
寝る時は部屋を真っ暗にし、雑音が無い方がすぐに眠りに入りやすくなります。
また、寝る前にスマホの操作は避けましょう。
眠りを妨げる原因となります。
疲労を感じている時は食生活でも改善が出来ます。
睡眠に良いほうれん草・小松菜などに含まれる葉酸、しじみやあさりなどに含まれるB12、たまねぎやにんにくに含まれるチアミンなどがあげられます。
疲労回復でより良い睡眠が期待されます。
生活改善、疲労回復、より良い睡眠環境、ストレスを少なく出来るよう工夫した生活環境を作り上げる事が大切です。
❤ 最後に ❤
睡眠障害は現代社会の抱える大きな問題とされています。
太陽の光は私たちにはとても大切なものですから、朝には朝日を浴びるなど普段から心がけるべきです。
朝起きてもカーテンを閉め切ったままだったり、薄暗い部屋の中にいては眠気は取れません。
30~60分でも太陽の光に当たればメリハリのある一日が過ごせますよ。
我が家は、家族が寝ていてもお構いなしに、太陽の光が部屋に入るようにカーテンを開けてしまいます。
光によって気持ちよく良い目覚めが出来るようです。