プール熱に感染してしまったときの対処法!大人こそ早期対策を!

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みなさんはプール熱と聞いて

どんな病気だと思われましたか?

あまり知られていない「プール熱」ですが、

子どもだけの病気では無く

大人にも感染する病気なのです。

その名の通りプールの水で感染する事で

名づけられた「プール熱」ですが、

正式名称は「咽頭結膜熱」と言います。

プール熱はアデノウイルスに感染する事で

発症するのですが、

大人の場合は子どもからの二次感染が多く、

接触感染や飛沫感染が主な原因です。

そして、プール熱にかかった後に

気をつけなければいけないことがあります。

プール熱に感染し症状が治ってから

2~4週間ほどはウイルスが排出されているので、

更に感染を広げないよう

十分な注意が必要になります。

それだけ強いウイルスなのです。

※アデノウイルス:

アルコール消毒・熱に対する

抵抗力が高いウイルスです。

呼吸器系の疾患の咽頭炎や

扁桃炎・肺炎などの病状をもたらします。

大人が熱を出してしまったときの良い対処法って?出社は?

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さて、「プール熱」にかかってしまったら

どんな症状が出るでしょうか?

<症状>

39度前後の高熱が4~5日間続きます。

喉が赤く腫れ痛みを伴います。

白目の充血(結膜炎)、目やに、涙目

症状が現れます。

(目の症状は片方から始まり、

やがて両目に広がります。)

その他に、頭痛・全身の倦怠感・食欲不振

といった症状が現れます。

風邪と違って「目」に症状が出るのが特徴ですので、

熱と一緒に目にも異常が出た時は

プール熱を疑いましょう。

それではどんな治療法があるでしょうか。

<治療法>

プール熱の診断は、

喉を麺棒でこする簡単な検査を行います。

20~30分程で検査結果が判り、

陽性反応と喉の腫れ・発熱・目の充血などの

症状があればプール熱と診断されます。

残念ながら、このアデノウイルスには

特効薬もワクチンも存在しません

ですから、治療としては

症状を和らげるための対処療法

(疾病の原因に対してではなく、

主要な症状を軽減するための治療)が用いられます。

熱を下げるために解熱剤、

喉の痛みを和らげるための鎮痛剤、

結膜炎や目やにを和らげるための

抗生剤やステロイドの点眼薬を使用します。

プール熱に感染した場合、

お子さんですと

学校や幼稚園などは出席停止するよう

「学校保健安全法」で定められています。

しかし、大人の場合は

学校のような規定はありませんが、

感染力の強いウイルスですから、

二次感染予防のため仕事を休むのが無難です。

プール熱は「5類感染症定点把握疾患」という

感染拡大に十分注意が必要な感染病の1つです。

ですから、プール熱を軽く見ていると

感染が広がってしまいますので

気をつけなければいけません。

感染を広げないためにも、

通院以外の外出は控えるようにしましょう

プール熱を発症するのは子どもだけじゃない、大人で怖いことは?

大人と子供の症状には

さほど違いはありませんが、

重症化する場合もありますので注意が必要です。

多くの場合は、

発症してから3~5日間は症状が続き

約1~2週間で回復していきます。

しかし、心肺機能や免疫機能の低下のような

基礎疾患がある人・高齢者の方は

胃腸炎・呼吸器感染症・膀胱炎などの

重い疾患につながることもあります。

アデノウイルスは

感染がとても強いウイルスですので、

お子さんを看病していて

大人に感染してしまう場合が多いので注意が必要です。

普段から、手洗いうがいは習慣化することと、

人と同じタオルを使わないなど心がけましょう。

また、お子さんがプールに入るような事があれば、

プール後はしっかりシャワーを浴びて

体に付着したウイルスを流すよう指導してください。

もちろん、タオルの共用は避けましょう。

❤ 最後に 

日本脳炎、風疹、麻しんも

5類感染症定点把握疾患の分類に入っています。

「プール熱ってそんなにすごい感染症なの?」

と思ってもらえると思います。

名前自体が「プール熱」ですから、

単に夏風邪のイメージがありましたが、

十分に注意をしなければいけない病気だと知りました。

しかしまだ認知されていない感染症ですので、

「プール熱に感染したのでお休みします。」

と会社に言っても、

「ただの風邪でしょ?」

と理解されないような気がします。

そんな時は正式名称で

「咽頭結膜熱に感染しました。」

とちょっと難しくして

言ってみるのも手かもしれません。

「非常に強い感染症です!」と説明しましょう!!

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