親から結婚を反対された時って、
大人しく聞き入れるべきなんでしょうか?
それとも親と縁を切った方が良い?
でも、そもそも実の親と縁を切ることって出来るのか、
よく分かりませんよね。
そこで今回は、親から結婚を反対された時の対処法や、
縁切りは可能なのかどうかを解説します。
親の言動で悩んでいる人はぜひ知っておくと良いですよ。
親と縁切りは可能?結婚に反対されたらどうする?
親に結婚を反対されるという話はよく耳にしますが、
反対されている理由はなんでしょうか?
借金があったり年が離れすぎていたり、
定職に就いていないなど、結婚相手に何かしらの問題があれば、
それは親心から反対されているのでしょう。
でもそうではなく、
親が完全に我が子を支配したいがために、
反対する場合もあります。
最近何かと話題になる『毒親』というものですね。
毒親は子供のためと言いつつも、
実際には自分自身のために行動します。
だから、子供はずっと振り回されて、
苦しめられることもあるんですね。
ただ、結論から言うと
親や兄弟など、肉親と絶縁する法的な手続きはありません。
夫婦の場合は離婚すれば縁は切れますが、
血縁者ともなると、たとえ絶縁状を書いて印鑑を押したとしても、
縁切りしたということにはならないんです。
ただ、もしあなたが本当に親御さんと関わりたくない、
縁切りしたいと願うのであれば、親御さんと別居して、
連絡も一切絶ってしまいましょう。
出来れば、職場も変えて、
本籍地なども実家から新住所に移してしまうと良いですよ。
住所を知られないように、『住民票閲覧制限』もしておくと安心です。
『住民票閲覧制限』については、
総務省のサイトから詳しく確認できます。
このように親御さんから物理的に離れて、
連絡も取れないようにしてしまえば、
法的には親子だけれど、事実上は縁を切ったようなものです。
あとは、絶縁に納得せずに親御さんが押しかけてこうないよう、
徹底的に関りを遮断していくようにしましょう。
どんなに泣きつかれても、金銭を恵んだり、
何か甘えさせてしまうようなことはしてはいけませんよ。
これが毒親から逃れられる唯一の方法です。
親と縁切りするしかない…結婚相手や親族への説明はどうする?
結婚する場合は親と縁切りするとなると、
自分だけの問題ではありませんよね。
結婚相手やそのご両親をはじめとした、
親族の方々とも身内の関係になります。
親に結婚相手やそのご両親を会わせないわけにもいきません。
でも、本当にあなたの親御さんが問題のある毒親なのでしたら、
まずは結婚相手に説明して、理解を得るようにしましょう。
説明する際、健全な家庭で生まれ育った人ならきっと、
『ご両親は育ててくれたのだから、そんな風に思ってはいけない』
と言ってくるかも知れません。
でもそれは、あくまで一般論の意見です。
世の中には平気で自分の子供を傷つけたり、
最悪の場合、殺してしまう親も実際にいます。
また、結婚した後も毒親とされる親と繋がりがある場合、
結婚相手にもひどいことをされてしまうかも知れないんですよ。
そのためにも、まずは結婚相手にしっかりと、
自分がなぜ親御さんが嫌なのか、どんなことをされてきたか、
そしてこれからどうしていきたいかを話して、
理解を得られるようにしましょう。
毒親について書かれているサイトを結婚相手に見せる、
という方法もあります。
あなたを心の底から愛し、結婚しようとしてくれる人なら、
共感はしてもらえなくても、きっと理解してくれるはずです。
結婚相手のご両親やその親戚の人たちへどう説明するかは、
まず結婚相手とよく話し合って決めると良いでしょう。
参考までに、親に苦労させられて、ひどい扱いを受けてきた人は、
これからどうやって生きていくべきか、
ということが書かれたサイトのURLを貼っておきます。
ぜひ、結婚相手と一緒に読みながら、
一人で抱え込まないで解決していきましょう。
まとめ
親から結婚を反対されている場合は、
まずその理由を聞いたうえで、
よく話し合うと良いですよ。
ただ、あなたの親御さんが俗にいう毒親出会った場合は、
あなた自身の幸せのためにも、早々に縁を切った方が良いです。
法的には親子の縁を切ることは出来ませんが、
別居して連絡を絶ち、一切の関りを持たないようにすると、
実質、縁を切ったような関係になります。
あとは結婚相手の理解を得て、
どうすればあなた自身が幸せに暮らしていけるかを、
よく考えていくと良いですよ。