日本人だけれど和食が苦手っていう人も、
実は意外と多いんですよ。
特に若い世代だと、洋食や中華の方が好き、
という傾向が強いんですよね。
でもそういう人って、
なぜ和食が嫌いになってしまったんでしょうか?
もし家族の中に和食嫌いの人がいたら、
治すことは出来る?
今回は、若い世代の人はなぜ和食が嫌いなのか、
その理由と和食を好きにさせることは出来るのか、
解説していきます。
日本人なのに和食が嫌いな理由は何?
日本人だけれど和食が苦手な大きな理由は、
和食離れが進んでいるからです。
確かに、洋食や中華などに比べて、
和食ってどちらかというと、調味料よりダシの味を効かせるので、
薄味に作られていますよね。
また、若い世代の人には、
焼き魚のように小骨が多くて食べづらいものより、
ガッと食べられる肉の方が好まれます。
そして、納豆や漬物といったような、
臭いも味も独特の和食は、特に嫌われてしまうんですね。
しかも、現代ではジャンクフードも幼いうちから食べさせる家庭が増えたし、
ファミレスも普及しています。
和食とかけ離れた味も濃くてカロリーの高い食べ物の方が、
小さい頃から慣れ親しんでしまっているんですよね。
確かに、現代っ子は食べられるものの選択がかなり幅広いですよね。
反対に、和食はあまり好まれなくなっています。
お正月でも、おせちやお雑煮より、
ピザやオードブルなどを食べる家庭の方が多いんじゃないでしょうか?
伝統的な和食といわれる懐石料理も、
子供をはじめ若い世代の人たちは、ほとんど食べる機会がないですよね。
これなら和食離れが進んで、いざ和食を食べても、
美味しいと感じないのも当然です。
和食嫌いを治すことって出来るの?
食べ物の好みは年齢と共に変わるので、
和食嫌いももちろん治る場合がありますよ。
どうしても人は年齢を重ねていくと、
肉類よりも魚が好きになっていくんです。
味も濃いめよりあっさりした方が好きになるし、
ダシの味わいなども、大人になっていくにつれて、
だんだん分かっていくようになるんですよね。
だから今はもし和食が嫌いでも、
成長と共に好きになるし、良さが分かるようになってくるんです。
ただ、親としては、子供には小さいうちから、
ちゃんと和食も食べてもらいたいですよね。
毎日カレーやハンバーグ、
ピザなどを食べさせるわけにもいかないし、
健康のことを考えるならやっぱり、
魚や味噌、豆腐、煮物なども食べてほしいですよね。
でしたらなるべく、お子さんを連れて、
ファミレスやファーストフードに行かないようにしましょう。
ただし全く洋食や中華などを食べさせないのではなく、
あくまで食べさせる回数を減らして、
和食を食べる機会を多くすること。
そうすれば、和食嫌いにならないでしょう。
出来る限り、お子さんが小さい頃から、
濃い味に慣れ親しませないようにすると良いですよ。
反対に和食の味に慣れさせるようにすることです。
でももし、お子さんが和食嫌いになっていても、
成長してくれば、和食も食べられるようになるので、
そこまで焦らなくても大丈夫です。
やっぱり、日本人なのに和食が嫌いって、
ちょっと悲しいですよね。
せっかく日本には美味しくて体にも良い食文化があるのに、
それが嫌いってなると、かなりもったいない気もします。
お子さんに和食離れをさせないためにも、
可能な限り和食中心の食生活をチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
日本人なのに和食が嫌いな理由は、
洋食文化が主流になりつつあって、
幼い頃から和食に慣れ親しんでいないからです。
確かに納豆や漬物などはちょっとクセがありますが、
焼き魚や煮物、豆腐、味噌汁などは、
食べ慣れていれば嫌いにならないはずです。
お子さんが和食嫌いにならないためにも、
家庭では出来る限り和食中心の食生活をさせるようにしましょう。
でも、年を取れば、
必然的に和食寄りの食生活になっていくので、
焦る必要はありませんよ。