家の中に出る害虫といば、ゴキブリ、クモ、ハエなどがメジャーですよね。
昔住んでたマンションでは、たまにハサミムシや小さいムカデが出ることがありました。
あと、職場でですが、よく室内なのにダンゴムシがいた時期がありました。
ある日は廊下の隅に大・中・小・極小のダンゴムシが順番に列を成しているのを発見して、思わず皆を呼び集めてしまったということがありました。
それぐらい頻繁にダンゴムシが出ていたんですが、自然と出なくなったのでよかったです。室内でダンゴムシが出るのはうちの職場だけではないようで、他にも困っている方は多くいらっしゃるようです。
よく見ると訳の分からない形状で気持ち悪い生き物ですからね。そもそも昆虫なのか?と気になって調べてみましたが、クモやムカデと同じで甲殻類になるようです。
小さい頃は丸くなって面白いと思っていたけど、家の中に出るとなると気持ち悪いですよね。そんなダンゴムシをうまく退治する方法はないのか調べてみました。
安全なダンゴムシ退治方法はコーヒー!?室内でも安心な方法って?
ダンゴムシといえば、室外の薄暗くジメジメとした湿気の多い場所にいるイメージがあります。特に石やブロックの下など、どかせば必ず数匹はいましたよね。
ご存知の通り、刺激を与えると身を守るために背中を曲げて丸く球状になるのが特徴的で、5~10月頃にかけて発生し、落ち葉などを食べて微生物が分解しやすい状態にしてくれるため、「土壌を豊かにする」とも言われています。
しかし、ダンゴムシは実は雑食で、落ち葉以外にも人が食べた物の食べかすや紙くず、更にはコンクリートや自分の脱皮した皮まで食べてしまうようです。
ジメジメした湿気があって食べかすや紙くずなどのエサとなる物が落ちていれば、室内でもコンクリートやプランターのある場所など、ダンゴムシ好みの環境ができてしまっている可能性があります。
ダンゴムシ好みの環境ができてしまっていて室内にダンゴムシが出てしまう場合、できれば安全な方法を用いて駆除したいところです。硬い殻で覆われているので殺虫剤程度では効き目も薄いかもしれませんが、強い薬では家の中だと心配もありますから。
では、どうやったら安全にダンゴムシを駆除できるのでしょうか。
一番身近な物で安全に退治可能なのが、コーヒーを使った方法です。インスタントでも構いませんので、コーヒーを濃い目に作り、スプレーボトルなどに入れてダンゴムシが出る場所にスプレーを散布しておくといいようです。
ダンゴムシは強いにおいを嫌うようですので、コーヒーのほか、お酢やホームセンターなどで売っている木酢を希釈した物でも有効です。
コーヒーだと色が付きますし、お酢だと匂いがありますので、場所によって使い分けるといいかもしれません。
ダンゴムシ退治を室内でする場合に害の少ない方法とは?
コーヒーやお酢を使った退治方法をご紹介しましたが、その他に室内でやっても害の少ないダンゴムシの対策方法はないのでしょうか。
以下にいくつかピックアップしてみました。
1.ダンゴムシが住みにくい環境をつくる
ダンゴムシは湿気を好み、乾燥を嫌いますので、湿気をためないようにして、またダンゴムシのエサとなる葉っぱや紙くず、食べかすなどを散らかさないようにしましょう。
2.ダンゴムシが入ってくる隙間を塞ぐ
室内にダンゴムシがいるということは、どこからか入ってこれるような隙間があるということです。その隙間を見つけ出して、入ってこれないように塞いでしまいましょう。
3.落とし穴やトラップで捕まえる
ダンゴムシが好むような場所を敢えて作り、捕まえて駆除してしまいましょう。
ひとつは、ブロックや新聞紙などでもいいので、暗くてジメジメした場所を作ってみます。しばらくして上げてみるとダンゴムシが集まっているはずです。
もうひとつは、プランターにダンゴムシが出るようでしたら、プランター内にプラスチックの紙コップを埋め込んで落とし穴を作ってみましょう。ツルツルした部分は苦手で一度落ちたら這い上がれませんので、直接手で掴まなくても捕獲することができます。
まとめ
室内にダンゴムシが出るというのは困りますが、できるだけ安全な方法で駆除したいものです。
コーヒーやお酢を使った方法、住みにくい環境を作る方法、簡単に捕獲して駆除する方法をご紹介しましたが、ご自宅の環境や状況に応じて使い分けて試してみてください。
毒性はなくても、虫が室内にいるというのは不衛生ですし、見た目的にも気分が悪くて嫌ですよね。
上記の方法を試してもダメなようでしたら、ダンゴムシ専用の駆除剤もあるようですので、室内でも使えそうな物を探して使用するか、害虫駆除業者に相談してみることをお勧めします。