お祭りでお囃子(はやし)の
太鼓を叩くことになったけど、
リズムがよく分からない、
と困っているそこのあなた!
ご安心を!
太鼓は意外と簡単に
叩けるんですよ。
そこで、太鼓初心者でも安心できる、
お囃子の太鼓の叩き方や、
演奏のコツなどを紹介します!
コツさえ掴んでしまえば、
割とすぐに叩けるようになりますよ。
お囃子の太鼓に楽譜なんてあるの?
基本的にお囃子の太鼓って、
楽譜がないんです。
だいたいは口頭伝承、
つまり指導してくれる人から教えてもらい、
それを録音したりして覚える、
ということですね。
ただし地域によっては、
地元のお祭りで演奏するお囃子の楽譜が
作られている場合があります。
楽譜といっても、
五線譜やドレミを使ったものではなく、
ドンドンとか、カコカコなど
擬音で書かれていることが多いですね。
つまり、お囃子の太鼓は基本的に、
楽譜はないと思った方がいいでしょう。
教えてくれる人が
叩いているのを録音したり、
ムービーを撮ったりして
覚えるようにすると良いですよ。
お囃子の太鼓の叩き方のコツややり方を紹介します!
太鼓を叩く時に大切なのはリズム感。
リズムを上手く取れるようにするためには、
まず、応援する時にお馴染みの、
三三七拍子を太鼓で叩いてみましょう。
叩き方は、
ドンドンドン(3回)、
ドンドンドン(3回)、
ドンドンドンドンドンドンドン(7回)と、
リズムをしっかり刻むように
演奏していきます。
一部のお祭りに取り入れられている
リズムでもあるため、
他のお囃子の楽器と合わさると、
すごく格好いい曲になりますよ。
自宅で練習する時は、
丸めた新聞紙とクッションなどで
練習すると良いですよ。
そして、太鼓を上手く叩くコツは、
叩く時、腕に力を入れないこと。
太鼓って力強いイメージがあるから、
ついつい力を込めて
叩いてしまいますよね。
でも、バチが太鼓に当たる瞬間は、
力が抜けている方が
良い音が鳴るんです。
イメージとしては、
肘から先は力を入れずに、
まるで腕をムチのように
動かすことですね。
肩と上腕(じょうわん)の連動で
叩くようにすると、
上手く肘から先の力が抜けて、
キレイに音が鳴ります。
バチを持つ手も、
握りしめないようにしましょう。
手に生卵を持っている、
とイメージしましょう。
卵を握りつぶさない力加減で
バチを持つのが正解です。
基本的にバチは、
人差し指と親指で持ち、
残りの指でバチを軽く固定するように
握りましょう。
この持ち方をすれば
手首を細かく動かせるので、
早く叩くことも出来るようになります。
ただし、地域や指導してくれる人によっては、
叩き方やバチの持ち方が
異なることがありますので、
教えてくれる人の通りに
叩くと良いでしょう。
まとめ
太鼓は三三七拍子を叩いて練習すると、
リズム感がつくようになりますよ。
上手く叩くコツは、力を入れ過ぎず、
腕をムチのようにして打つこと。
バチも握りしめないように、
軽く持つようにしましょう。
そうすれば、
初心者でも割と簡単に
叩けますよ。
でもお囃子の太鼓って、
楽譜がないことがほとんど。
基本的に口頭伝承になるので、
教えてくれる人の叩き方を
覚えるようにしましょう。