普段特に気にしたことないけれど、道に必ずある電柱。
最近見かけませんが、
よく広告が貼ってありましたね。
電柱に広告を貼る時って、
一体いくらかかるんでしょうか?
もし電柱を事故で壊したら、
弁償額の値段は?
今回は、電柱に関する金額を解説します。
電柱を保護するカバーの役割、広告出稿の値段を知りたい!
電柱ってよく見ると、
黄色と黒の縦縞模様のカバー
が付けられていませんか?
あれは『電柱標識板(でんちゅうひょうしきばん)』
というもので、
夜間に車や自転車が衝突しないように
付けられている反射板なんです。
電柱標識板の値段は、
だいたい1枚3000円~4000円。
特殊なものなので、
やっぱり高めの価格ですね。
この電柱標識板は、
表面がデコボコしているため、
何か無許可で貼り紙がされたとしても、
すぐに剥がれるようになっています。
もし電柱に何か貼り紙をしたり、
広告を出したい時は、
電柱を管理している電力会社に連絡して
申請する必要があります。
電柱に貼る広告は製作に1万円前後かかり、
それとは別に、広告料金として、
毎月約1200円~2000円を電力会社に支払うことになるんです。
もし無許可で電柱に張り紙をした場合、
屋外広告物法という法律に触れてしまうことがあるので、
必ず許可を得てから貼り紙をしましょう。
迷子ペットや落とし物探しをする場合も、
念のため電力会社に問い合わせた方が
良いかも知れませんね。
電柱1本の値段っていくら?
事故で壊したときの工賃の金額って?
もし自動車事故を起こし、
電柱に衝突して壊してしまったら、
弁償にはいくらかかるんでしょうか?
まず、電柱そのものの値段は、
1本につき3~10万円。
建てられてから何年経っているかによって、
値段が変わります。
この金額に、
新しい電柱を建てるための
工事費用と移送費用、
そして事故を起こした損害賠償が加算され、
場所などにもよりますが、
30~60万はかかってしまいます。
ただし万が一、電柱に衝突して倒してしまい、
周囲の住宅に停電が発生してしまったら、
請求額は数百万円に跳ね上がってしまいます。
また、倒れた電柱が家屋に当たり、
破損や倒壊してしまったら、
その分の修繕費用も支払うことになるんです。
いずれにしろ、ただでさえ
事故を起こしたら何かとお金がかかるのに、
電柱に衝突したら、
更に修繕や工事費用が加算されてしまうため、
気を付けなければなりません。
ただし、自動車保険のうち、
任意保険に加入しているのなら、
その保険で支払うことが出来ます。
任意保険は通常であれば、交通事故で倒したり、
破損してしまった電柱も保証の対象になるので、
もしもの時に役立ちますよ。
念のため、自分か加入している
自動車保険のプランを確認したり、
もし任意保険に未加入ならば、
加入を検討してみると良いでしょう。
まとめ
電柱の広告には、
電力会社の許可を得ることと、
また広告製作費と広告料の
支払いが必要になります。
製作費は1万円前後、
広告料は月1000~2000円ほど。
そして、電柱に取り付けるカバーは
『電柱標識板』というもので、
暗がりでも車が衝突しないようにする
役割を持っているんですよ。
値段はだいたい3000~4000円程度。
そして、もし
電柱に車をぶつけてしまったら、
最低でも30万以上
はかかります。
日々、車の運転には気を付けると同時に、
もし事故を起こした時ためにも、
自動車保険のプランも定期的に見直すようにしましょう。