やめたほうが良い!?糖尿病の糖質制限って危険ってホント?

タイトル下アドセンス

スポンサーリンク

糖尿病と診断され、

血糖をコントロールするために指導されるのが

食事と運動のことですよね。

血糖値が高くならないようにと言われるものの、

食事内容に気を付けても

運動するように心がけても

コントロールが上手くいかない・・・。

毎回病院の先生に指摘されると、

嫌な気持ちになってきますね。

テレビやインターネットで目にする、

糖質制限の話題

「ダイエット効果があるんだって!

血糖値が下がるらしいよ?」

こんな言葉を目にしたら

やってみたくなりませんか?

実際に糖尿病の食事指導でも、

ご飯の量を調節する方法や

お酒を飲みたい時の食事の調節について、

説明を受けますよね

じゃあ・・・糖質制限をして、

ご飯やパンを食べなければ良いのかな?

カロリーゼロの食品で

お腹いっぱいにしようかな?

と思ってしまいますよね。

実はこの糖質制限、

糖尿病の人が自己流で行うと

とても危険!と言われています

今日は、糖尿病の人の糖質制限に、

どんな危険があるかご紹介します

炭水化物抜きの食事を、糖尿病の人がすると危険?

スポンサーリンク

糖質制限とはどんなことでしょうか?

ご飯やパンなどの炭水化物を

一切摂らないこと?

いつもの半分だけ炭水化物を摂ること?

実はどちらも糖質制限なんです。

でも、糖質制限と聞くと、

炭水化物を一切摂らないイメージがありますよね。

もし、この炭水化物抜きの食事を

糖尿病の人がしたら、

どのような危険があるでしょうか。

それは合併症を起こす危険性です。

炭水化物抜きの食事をしようとすると、

糖質を制限したことによって減ったカロリーを

脂質や蛋白質で補うため、

これらの摂取量が多くなってしまいます。

糖尿病の人は

腎臓の機能が悪くなっている人も多く、

蛋白質は腎臓に負担がかかるため、

腎機能が元々悪い人は

さらに腎臓の機能が悪くなるのです。

また、脂質の多い食事だと、

血液がドロドロになり

心筋梗塞の危険性も高まってしまいます。

糖尿病と診断されている人の多くは

血糖を下げるための薬を飲んでいたり、

中にはインスリン注射をして

血糖のコントロールをする人もいますね。

そこに炭水化物抜きの食事をすると、

血糖が一気に下がってしまい

低血糖発作を起こす危険性まであるのです。

炭水化物抜きによる、血糖値の様子はどうなる?

血糖値が上がったり下がったりする仕組みは

ご存知かと思いますが、

一度おさらいしてみましょう。

食事をすると、

体内で取り込まれたブドウ糖が、

血液の中に運ばれていき

血糖が上がります。

血糖が上がると、

膵臓からインスリンが分泌されて、

血糖を下がっていくのです。

血糖値を上げやすいのが炭水化物で、

脂質や蛋白質、葉物の野菜などは

血糖値を上げにくいと言われています。

そのため、炭水化物抜きの食事を摂ると

血糖値は上がりにくいとされています。

しかし、先ほどもお話ししたのですが、

炭水化物抜きの食事をするということは

炭水化物で摂るべきカロリーを、

脂質や蛋白質を増やして摂ることになります。

糖尿病の人の場合は、

腎臓の機能が悪くなっている人や

血糖を下げる薬を飲んでいる人も多いため、

炭水化物抜きの食事で

血糖値をコントロールするのは、

危険であるため注意が必要です。

炭水化物抜きの食事の安全性について、

まだ、どのくらい減らしても大丈夫なのかは

わかっていません。

炭水化物は体のエネルギーとなる栄養素で、

脳にとってはブドウ糖が

唯一のエネルギー源です。

脳にブドウ糖のエネルギーが供給されると

脳が活性化されたり、

体の疲労回復につながります。

炭水化物抜きの食事で、

体の中のブドウ糖が減ってしまうと

血糖値は抑えられたとしても

体がだるくてやる気がなくなってしまったり、

頭がぼんやりとして

仕事がはかどらなかったりしては、

毎日の生活にも支障が出てしまいますね。

糖質制限をする時には

炭水化物抜きの食事にするのではなく、

必要な分の炭水化物を

十分に摂りながら行いましょう。

自己流でコントロールをするのではなく、

医師や栄養士と相談しながら

減らす量を決めていくといいですね。

まとめ

「糖質制限で痩せた、

糖質制限で血糖値をコントロールできる」

と聞くと、簡単にできて

魅力的に感じてしまいますが、

極端な方法で行うことはとても危険です。

食事による血糖値の上がり方は

一人ひとり違うようです。

自分にあった食事の仕方を知るためにも

医師や栄養士とじっくり話し合って

自分にあった方法を見つけることが大切です。

アドセンス本文下

スポンサーリンク