寝返りを打っても、
外の風邪に当たってみても、
温かい飲物を飲んでみても
寝付けない時
ってありますよね。
羊を数えていたって、
いつの間にか別のことが
浮かんできたりします。
目が冴えている時は、
大体何かをぐるぐる考えている時です。
特に、これからに対する
不安なんかを考えていると、
一生眠れないような気さえしてきます。
不安で眠れないのは
将来が心配だから?
漠然とした不安には、
過去のことよりも
未来のことの方が
多く含まれています。
「この時こうすればよかったのに」
という後悔よりも
「これからどうしていけばいいのだろう」
という不安の方が
大半を占めるのです。
それはなぜなのでしょうか?
過去の出来事は、
次こうしようという
具体的な対策を立てることができますが、
未来のことには
具体的な対策が立てられません。
たぶんこうなるだろう、
恐らくこうなるかもしれない
というような、
曖昧なことしかわからないからです。
そうなると、
具体的な対策が立てられなければ
失敗するかもしれないという不安や、
誰かに責められるかもしれない
というネガティブな考えが出てきます。
自分の将来のことなら、
尚更です。
誰だって失敗したくはないので、
これから起こるだろう事への
不安が襲ってくるのです。
お金の不安で眠れない。
どういう心理状態からこうなっている?
生きていく上で、
お金のことが気になって
不安になるという人もいるでしょう。
衣・食・住にはお金が必須です。
自給自足をするとしても、
病気になれば病院代がいりますし、
交通費やその他もろもろお金は
かかってきます。
生活に必要なお金がないと、
先行きが不安になります。
「いつまでこんな生活が続くのだろう」
と考えながら、
出口の見えないトンネルを
ひたすら走り続けているようなものです。
親からお金を貰って生活するのも、
申し訳ないような気がしてきたり、
友達が楽しそうに
旅行に行ったりしていると、
自分もお金さえあれば行けたのになぁ
と切なくなったり、
そういったお金に纏わる周囲の動きも
不安に繋がります。
「こんなはずじゃなかったのに」
と劣等感を抱き、
今の自分が嫌いになって、
全て悪い方向に
考えてしまう時もあります。
お金さえあればいいのに、
お金さえ稼げれば、
もっと安心して暮らせるのに、と。
けれど、お金がないと悩んでいても、
残念ながらお金は入ってきません。
将来のお金の心配も大事ですが、
まずは、
今すぐできることを
やっていきましょう。
例えば、つもり貯金。
ジュースを買ったつもり、
お菓子を買ったつもり、
マンガを買ったつもりで
使わなかった分を
貯金していく方法です。
よくコンビニで
コーヒーを買ったりしている人は、
家から水筒を持っていくと
いいでしょう。
毎日水筒を持って行くことを心がければ、
コーヒー代が浮いて
その分お金も貯まります。
「貯まるって言ったってほんの少しじゃん」
と思う人もいるかもしれませんが、
塵も積もれば山となるですよ。
1番は、コツコツ働いて
お金を貯めることです。
けれど、お金を貯めることだけに
執着してはいけません。
貯めたお金で温泉に行こう、
今月は友達とランチに行こう、
行きたかった場所に旅行に行ってみよう。
そんな楽しみを持ちながら、
貯金していくといいでしょう。
お金を貯めるだけに働くのは、
少し味気ないです。
せっかくこうやって
生きているのですから、
仕事も遊びも楽しみましょう。
何事もバランスが大事です。
まとめ
さて、ここまで見てきましたが、
どうでしたか?
将来への不安は、
誰しも持っているものです。
でも、あんまり先を見据えすぎずに、
今現在に目を向けてみましょう。
そして、
今できることからコツコツと。
これが大切なのです。