出産が近づくと、入院バッグや病院への連絡順は気になっても、上の子の朝ごはん、着替え、保育園の持ち物、預け先への伝え方までは後回しになりがちです。私も最初は「その時になれば家族に口で伝えればいいかな」と思っていましたが、陣痛や破水で気持ちが急ぐ時に細かい説明をするのはかなりしんどいと感じました。
2026年7月17日に確認した国立成育医療研究センターの公開情報では、経産婦向けの birth plan に `来院時、上の子を預けてから来ていただくようになります` とあり、陣痛や破水の時の来院方法や所要時間も先に考える前提でした。入院案内でも、破水か迷う時を含め、陣痛、出血、胎動減少、強い痛みがある時は病院へ連絡するよう示されています。この記事では、その医療判断の部分は産院へ任せつつ、私が出産前にやっておいてよかった `上の子の預け先と朝の支度メモ` の作り方をまとめます。強い痛み、破水かもしれない、水分が取れない、出血が多い、胎動がいつもと違うなど心配な時は、家族内だけで判断を引き延ばさず、産院や医療機関へ連絡してください。
上の子をどこへ預けるかは、来院前の予定として先に置いた

国立成育医療研究センターの birth plan では、経産婦さん向けに `来院時、上の子を預けてから来ていただくようになります` と書かれていました。これを見て私は、上の子の預け先は `当日どうにかする用事` ではなく、病院へ向かう前に決めておく予定なんだと受け止め直しました。
そこで私は、まず次の三つだけを先に決めました。
- 日中に動く時の預け先
- 夜間や早朝に動く時の預け先
- すぐに預けられない時に、誰が家へ来るか
大事だったのは、完璧な答えを出すより `第一候補` と `第二候補` を紙にしておくことでした。誰に電話するか、何分くらいで動けるか、保育園へ送るのか家で見てもらうのかが見えるだけでも、頭の散らばり方がかなり違いました。
臨月の全体像を先に整理したい時は、この親記事から入ると流れをつかみやすいです。
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朝の支度メモは「保育園」「家」「連絡先」の3つに分けた

私は最初、上の子のことで必要そうなことを一枚に全部書こうとして、逆に見づらくしてしまいました。あとでやりやすかったのは、用途で3つに分けるやり方です。
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| 分けた項目 | 書いた内容 | 置いた場所 |
|---|---|---|
| 保育園メモ | 連絡帳、着替え、タオル、水筒、送迎時間の目安 | 上の子の通園バッグの近く |
| 家メモ | 朝ごはん、よく飲むもの、寝る時のくせ、好きな声かけ | 冷蔵庫やダイニング |
| 連絡先メモ | 預け先、保育園、夫、家族、産院 | 母子手帳ケースの近く |
この分け方にしてから、預け先の人には `家のこと全部` を長く説明しなくてよくなりました。渡す相手に必要な紙だけ見せればよい形にしておくと、こちらも相手も焦りにくいです。
例えば家メモには、こんな短いことだけ書いておくと十分でした。
- 朝は牛乳より麦茶の方が飲みやすい
- タオルはこの引き出しの左
- お昼寝しない日は夕方にぐずりやすい
- 体調で迷ったら無理に登園させず連絡する
入院バッグや書類の分け方まで一緒に整えたい時は、こちらの記事もつながります。
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産院へ連絡する場面と、家族へ頼む場面を分けたら慌てにくかった

国立成育医療研究センターの入院案内では、陣痛、破水、出血、胎動減少、強い腹痛がある時は病院へ連絡すること、破水かどうか迷う時も連絡してよいと案内されています。私はこれを読んでから、上の子のことが気になっても `最初に産院へつなぐ場面` だけは家族で同じにしておこうと思いました。
わが家で紙にした順番は、次の通りです。
1. まず産院へ連絡する場面 2. 次に上の子の預け先へ連絡する人 3. 通園バッグや着替えを持ち出す人 4. 夫や家族へ状況共有する人
これを一枚にしておくと、私が全部を説明しなくても `今はどの電話から先か` が見えやすくなりました。上の子の支度メモと病院連絡の紙を別にしておくと、必要な人へ必要な情報だけ渡せるのもラクでした。
病院連絡や家族への伝え方をもう少し広く整理したい時は、この記事も近い流れです。
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母子手帳の近くに、上の子メモをまとめて置いた

厚生労働省の母子健康手帳には、妊娠や出産・育児の不安がある時は、保健所、市町村、医療機関等へ気軽に相談しましょうとあります。私はこの `気軽に相談してよい` という前提にかなり助けられました。家族だけで全部回し切れないかもしれないと考えた時も、相談先があると思えるだけで準備の緊張が少し下がったからです。
そのうえで、家の中では `母子手帳の近くにある物は出産前の重要物` と決めました。母子手帳、診察券、保険証、上の子メモ、預け先メモ、保育園連絡先を同じ棚の同じ段に寄せておくと、家族にも説明しやすくなります。
私は次の基準でまとめていました。
- A5くらいで家族が見ても開きやすい
- 紙を差し替えても散らばりにくい
- 通園バッグの近くにも一時的に移しやすい
頼れる人が少ない時は、市区町村へ早めに相談する前提にした

こども家庭庁の `伴走型相談支援` では、妊娠届出時、妊娠8か月頃、出産後に相談機関で面談でき、出産・育児の見通しを一緒に立てる支援が案内されています。私はこれを見て、上の子の預け先や家族の手が薄いことも `困ってから言うこと` ではなく、妊娠中に相談してよい内容なんだと分かりました。
もし次のどれかに当てはまるなら、私は早めに市区町村や産院へ相談してよいと思います。
- 夜間に上の子を預けられる相手がいない
- 夫や家族の勤務で迎えが読みにくい
- 里帰りしないので家の回し方が不安
- 保育園への送り迎えを代わってもらう候補が少ない
ここは `私の工夫だけで何とかする` より、相談先を持っておく方が安心でした。支援制度や地域の預かりの形は自治体で違うので、正解をネットで探し切るより、お住まいの市区町村や産院へ聞く方が早いことも多いです。
出産後の手続きや家族の動きも紙でつなげたい時は、こちらも一緒に見ておくと流れが切れにくいです。
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当日に渡す紙は、きれいさより「短く読めること」を優先した
私は最初、上の子の好きな物や生活の細かい癖まで丁寧に書こうとしていました。でも実際に役立ったのは、預ける側が1分で読める紙でした。
今なら、次のくらいで十分だったと思っています。
- 朝ごはんはこれ
- 保育園へ持つ物はここ
- 眠くなる時間はこのくらい
- 何かあればこの順番で連絡
長い説明文より、短い言葉の方が家族は動きやすいですし、こちらも `書き切れていない` 罪悪感を持ちにくかったです。出産前のメモは、完璧に作り込むことより、陣痛や破水の時に家の中で迷う回数を減らすことが一番大事でした。
出産前に上の子の預け先と朝の支度メモを紙にしておくと、病院へ向かう時に `家のことを全部口で渡す` 負担がかなり減りました。私がやってよかったのは、預け先を第一候補と第二候補まで置くこと、保育園・家・連絡先に紙を分けること、母子手帳の近くへまとめることの3つです。頼れる人が少ない時は、家族だけで抱えず、市区町村や産院へ早めに相談してください。強い痛み、破水か迷う、多い出血、胎動が少ないなど心配な時は、家の段取りより先に産院や医療機関へ連絡してください。