家の近所で
イベントが開催されていると、
どうしても
音が気になってきますよね。
楽器の音だったり、
人の話し声だったり、
「もう勘弁して!
静かにしてほしいのに!」
特に、夜にイベントをされると
「こっちは寝たいのに!」
と腹が立つことが
あるのではないでしょうか。
こういった騒音に悩まされている時、
苦情は運営本部に
入れればいいのでしょうか?
はたまた、警察に通報したほうが
いいのでしょうか?
どちらがいいのか一緒に見ていきましょう。
イベント時の音は騒音?苦情が出るレベルまで困ったら通報がいい?
まず、騒音とは、
イライラする音の総称です。
実際、公害の苦情で
騒音に関するものが多いです。
被害としてあげられるものは、
80ホンを超えていて、
障害を生じる場合、
いらいらや不安感を引き起こす場合、
能率の低下を起こす場合、
家の近くで開催されている
イベントの音が、
大きすぎて生活に支障をきたす場合、
しかるべきところに
相談したほうがいいでしょう。
さて、それはどこなのか。
「公害等調査委員会」や、
「市区町村公害苦情相談窓口」、
「警察の相談窓口」です。
公害等調査委員会とはなんでしょうか?
聞きなれない言葉ですよね。
公害等調査委員会は、
騒音をはじめとする
公害紛争の解決をサポートする機関です。
どこの都道府県にも1か所は
公害紛争処理当課があります。
基本的に、
市町村公害苦情相談窓口で
さいしょの対応を行うこと
となっています。
市区町村公害相談窓口は、
各自治体の公害相談窓口です。
一次対応を行うところがここです。
ほとんど役所や庁舎内にあって、
環境課、公害課などの名前となっています。
騒音発生の証拠があれば、
自治体の条例にしたがって、
原因の場所に
指導を行ってくれる場合があります。
警察は、
原則として民事不介入ですが、
騒音がひどく、
生活に支障をきたす場合は
口頭注意など
対応してもらえる場合があります。
あまりにイライラしすぎて
事件にしてしまいそうなときは、
迷わず警察に連絡をするようにしましょう。
意外だと思ったんですが、
保健所の相談窓口も
騒音についての相談を
受け付けています。
また、場合によって、
騒音源に対する口頭注意を
行ってもらうことが可能です。
ただし、保健所は
法的強制力がないので、
注意や指導にとどまります。
訴える前に知っておきたい騒音のあれこれ
訴える前に、
騒音について
いろいろと知っていきましょう。
A
70デシベル
(蝉の鳴き声、騒々しい事務所の中)
からうるさい部類に入ってきます。
セミ、うるさいですもんね・・・。
80デシベル以上になると、
極めてうるさい、
聴覚機能に障害が出る
レベルになるので、
70~80デシベルで
騒音と感じる人が多いでしょう。
ですがこれは目安なので、
その場の状況や環境によって
何を騒音と捉えるかは変わってきます。
Aイベントの主催者側に一報入れるといいでしょう。
それでも改善されない場合に
市区町村公害苦情相談窓口に
相談に行くか、
イベントの騒音が原因で
ひともんちゃく起きそうであれば、
警察を頼るようにしてください。
まとめ
近所で行っているイベントも、
あまりにハメを外しすぎたイベントだと、
近くに住んでいたら困りますよね。
夜中までイベントが続けば、
睡眠も邪魔されてしまいます。
イライラもしてしまいます。
そうならないためにも、
騒音に困った時は
に相談してみると良いですよ。