最近、
特に女性の間で流行っているという
御朱印集め。
私は、ブームになるより前に、
TVで観て、興味を持ちました。
神社仏閣をめぐるのは好きだし、
興味はあるけれど、でも何だか、
敷居が高くて…と躊躇していた私。
始めたきっかけとか、
こうすれば良かったと
思っていることとか、
どう楽しんでいるのか?
これから、
御朱印集めをしたいと思っている方の、
参考になればいいなと思います。
御朱印集めを始めたきっかけは?
特に
信仰している宗教もない
私ですが、
仏像や古い建物を
観たりすることは大好きで、
お城や寺社巡りは
趣味のうちの1つでした。
配偶者も歴史が好きな人なので、
休みの日に、近場の寺社や、
特別公開などを観に行くのを
夫婦の趣味としておりました。
しかし、信仰心があって
巡っているわけではないので、
社務所に寄る機会もなく、
なんとなく、御朱印というものが
あることは知っていても、
知識はほとんどありませんでした。
ある日、
「高野山を参拝する」という旅番組を
夫婦二人でたまたま観ていました。
その旅で、勧められて女優さん2人が
御朱印帳を購入、
御朱印を集めていたのです。
御朱印は納経の印と認識していたので、
あれ?
こんな気軽な感じでいただけるの?
とびっくりしつつ、
いつか機会があれば、
集めてみるのもいいかなくらいに
思っていました。
それから半年経ったころ、
九州に旅行に行く機会がありました。
近畿住まいの私たち夫婦にとって、
いつでも行ける場所ではない、
次、いつ来られるか分からない場所に
行くのだからと、
旅行の記念もかねて、
御朱印集めを始めることを決意。
というわけで、
私が初めていただいた御朱印は、
霧島神宮の御朱印でした。
「天孫降臨」の地から始めたというのは、
今となっては、
とても良かったと感じています。
御朱印集めを始めてからの色々
御朱印をいただくと、
さほど信仰心がない私でも、
何とも言えぬ
ありがたい気持ちになれます。
さらに御朱印帳には、
参拝日を書いていただけます。
私にとっては、
ありがたい気持ちになれる旅記録が
御朱印帳なのです。
見返しては、参拝した日の思い出や、
穏やかなご本尊のお顔を思い出して、
優しい気持ちになれるので、
御朱印集め始めて良かったって
思っています。
私の初めての御朱印帳は、
初めて御朱印をいただいた
「霧島神宮」のオリジナルのものを
その場で購入しました。
今、インターネットや、
文具店、東急ハンズやLOFTなどでも
簡単に手に入るようになった御朱印帳。
調べてみたら、ネットに
御朱印帳専門店
なるものもできています!
サンリオなどのキャラクターものの
御朱印帳まであるのですね。
人それぞれ好みがありますので、
デザイン選び放題!の時代は
うれしいですね。
私は、できれば寺社が
オリジナルで販売しているものを
使いたいと思っています。
特に理由はありませんが、
なんとなくの私のこだわりです。
しかし、
長くつかうことになるものなので、
事前にネットで自分好みの
御朱印帳を探します。
寺社オリジナルも
かわいいのからカッコいいのまで、
色々あるのですよ。
寺社でキティちゃんなどの
キャラクターものを
作っているところまであります。
気に入った御朱印帳を販売している
寺社へ参拝し、購入するという
楽しみもできました。
今、興味がある御朱印帳は、
御朱印を色鮮やかに褪せずに残せる、
「奉書紙(ほうしょがみ)」を
使用したタイプの御朱印帳です。
御朱印集めを始めて、
たった1つ後悔している事は、始めから、
神社用とお寺用の2冊に御朱印帳を
分ければ良かったということです。
今まで参拝したところではありませんでしたが、
寺社によっては、分けていないと
書いていただけない場合もあると聞きます。
そういう場合に備えて、だけでなく、
神社とお寺で分けておいた方が、
見返したときに、
見やすかっただろうなと思って
後悔しているのです。
御朱印を書く人は誰なのだろう?
御朱印をいただくにつけ、
疑問が湧いてきました。
寺社によって、
御朱印を書いてくれる方は様々です。
お守りを売っている事務のような方
社務所にいる巫女さん、
神主さんや、お坊さんの恰好をした方
調べてみると、
書く人は特に決まっていないようです。
住職さんが書く場合もあれば、
アルバイトの人が
書いている場合もある。
書道をしている人で、
各寺社で御朱印の字を書く
試験のようなものがあり、
合格を貰う場合もあるそうです。
そして、
決して美しい字とは言えない御朱印も、
残念ながら存在してしまいます…。
そういった御朱印は、
ネットでも「残念御朱印」と
呼ばれていたりします。
あろうことか、
御朱印を受け付けしてくれる人が、
何だか感じ悪い…
なんてこともありました。
しかし、それも思い出って
思えることが不思議です。
色んな意味で残念御朱印だった場合は、
後日リベンジしてみようと
思っています。
期間限定であったり、
ご住職がおられる日限定であったり、
見開きでかっこよく書いていただけたり…
更には、
昔ながらの写経をした人でないと、
書いていただけない
御朱印というのもあります。
収集癖がくすぐられる人も
多いのではないですか?
少し「収集癖」のある私たち夫婦は、
収集癖をくすぐられて、
御朱印集めを始めたところもあります。
あまりイベント的に
ただのハンコやスタンプのように
収集するのは、
御朱印のあり方として、
問題があるかもしれませんが、
きちんとマナーを守って参拝さえすれば、
ありがたくいただけるものなのです。
まとめ
御朱印集めは意外と
気軽に始められる趣味です。
収集癖のある方はもちろん、
旅行が好きな方にもお勧めできます。
御朱印をいただくにあたり、
きちんと参拝し、
新たな寺社の魅力に気づく、
そんな人もいると思います。
自分の足を使って、参拝した記念に、
まずは、近くの寺社から始めてみては?